<< 猫々日記…すーちゃんと白2匹 | main | 猫々ハウス日記をHPに移動記録 >>

真の二而不二統治のカタチに



■1■ユーラシア大陸で生まれた部族や都市や国家には基本的に2種類の権威、2種類の世界観があり、それら2種類の力を統べ展開していく2重構造があった。すなわち実務的に集団・国家を統治する戦士の長・国王の系譜と、宗教的・精神的に方向性を示す呪術師・賢者・法王の系譜の併存で安定していた。

■2■『旧約聖書』の「出エジプト記」のモーゼは戦士長でありアロンは司祭だったが、モーゼがシナイ山で啓示を受け、雄牛を祭っていたアロンを諌めて政治的支配と精神的支配を兼務した。イスラム世界のカリフもまた同様に2重構造を同一の支配者が持ち、精神世界と実質社会が1つの統治下に退縮した。

■3■西洋ではこの2者が重なって統治することもあった。またどちらかもしくは双方が堕落して同レベルの統治者として2重に締め付けることもあったが、2つで1つという統合方向ではなく、2つが互いに争って分裂を繰り返した。宗教的な精神性の膨張も、共産主義的な精神性の矮小化もアンバランスだ。

■4■この2つの流れが構造として維持し続けられてきたのが日本という国である。一方が他方を政略や婚姻など様々な手管で取り込もうとした歴史的事実は多数あるが、血統に断層があろうが、政変や戦争で為政者が変わろうが、この2重螺旋的とも言える構造そのものは、維持され続けて来ているのである。

■5■これら社会構造の2重性は、西洋・中近東においては二元論的一神教的系譜により断絶させられた。本来八百万の神的な汎神論の自然観で、国家として形態を保持しているのは多くはない。日本においても実務的政治家が一極的に自在統治しようとしているが、すでに本体的構造から明確に逸脱している。

■6■狂気の為政者を日本人はすでに認めていない。私は天皇制100%肯定主義者ではないが、人権も自我もない天皇の逐一の行動にはいつも心動かされる。日本の何千年もの精神性の系譜は、構造だけでなく維持されている。それに見合う実質的為政者が湧出すれば、現在の傀儡人形は瞬時に自壊していくだろう。













 

スポンサーサイト

  • 2020.07.01 Wednesday
  • -
  • 23:00
  • -
  • -
  • by スポンサードリンク

コメント
コメントする









calendar
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031     
<< August 2020 >>
sponsored links
selected entries
categories
archives
recent comment
recommend
profile
search this site.
others
mobile
qrcode
powered
無料ブログ作成サービス JUGEM