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4人の宝探しのバラモン僧



■1■勝手な創作説話集を語ります。昔々、マシ、メロ、シン、レツという仲良しの4人のバラモン僧がいました。みんなとても貧乏だったので、大金を稼いでも仏心には反すまいとの結論を出し、金持ちになろうと4人は旅に出ました。途中、4人は深夜の森の中で、数と形の魔法使いトーラスに会いました。

■2■4人はこの怪しげな人物に、大金を得る手だてを乞いました。トーラスは周期表を知っているかと尋ねましたが、4人とも良く分からないと答ました。そこで魔法使いは魔法の灯心を1本ずつ手渡して、北へ向かえと言いました。そしてその灯心が落ちた所に各自の宝を見つけるだろうと予言しました。

■3■歩き続けると最初にマシの灯心が落ちました。その土地は全て銅でした。マシは思う存分銅版でエッチング作品を作り、それが売れて金持ちになりました。他の3人は先に進みます。次にメロの灯心が落ちました。その土地は全て銀でした。メロは一生好きな銀細工を作り、やはり大金持ちになりました。

■4■2人は先に進みます。やがてシンの灯心が落ちました。そこの土地は金の山でした。シンはその金を用いてやがてあちこちに子供のための学校を立て続けて教育に貢献します。レツは1人で歩き続けます。「最初は銅、次が銀、3番目が金。4番目はダイヤモンドに違いない!」レツの灯心が落ちました。

■5■目の前に美しい少女が立っています。少女は言いました。周期表を知っていますか?知らないと答えるレツ。それよりこの土地はどんな宝からできているの?と問うと、レントゲニウムと答える少女。レントゲニウムってなんだよーと騒ぐレツ。原子番号111で周期表で金の真下にある超ウラン元素です。

■6■元素記号Rgの超アクチノイド元素、というかずっと後世になってから、科学者たちが研究室の中で無理やり作ることになる人工放射性元素ですね。半減期が長いもので3.6秒。こんな原子は使えません。落ち込むレツ。大金持ちよりいいものは在ると、少女は慰めます。レツは本当にそうだと思いました。

■7■後に4人目のレツは、バラモンをやめてその美しい少女を嫁にもらい、尻に敷かれて幸せに過ごしました。ところでその少女は日本人で、名前を原子と言いました。分子や粒子や電子等の娘が生まれます。やがて周期表も体得しレツは幸せで顔がにやけっ放しなので、面デレーFという名前がつきました。

■8■面デレーFは妖怪も好きで、よく夜の森の中に行きます。たき火をしていると、若者が4人連れ立ってやってくるのが見えました。彼らは面デレーFのところに来ると、超貧乏なので大金を稼ぎたいと言います。彼らはマシ、メロ、シン、レツという名前でした。…ところで君たち、周期表知ってる?

  (どっかに続く)














 

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  • 2020.07.01 Wednesday
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