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ナノスケール



■1■科学的に表現すれば、物体の色はその物体がどの波長の光をどれだけ吸収するか(つまり各波長の光の反射率)で決定する。ただしその物体の反射光を観測者が視覚神経系を通じて判断された色が、その物体の色として認識される。つまり光そのものには色はなく、光を受けた器官が色を作っているのだ。

■2■私たちが「可視光」として認識しているのは、波長が378〜780nm(ナノメートル)の電磁波で、555nmに位置する黄緑が一番明るく感じられる。1nmは10^-9mつまり10億分の1メートルのことだ。1mと1nmの比は10億対1だが、地球の赤道から北極までの距離10000kmに対する1円玉の直径1cmに相当する。



■3■60個の炭素原子がちょうどサッカーボールの形になった炭素分子フラーレンの直径や、同じく筒状に並んだカーボンナノチューブの直径はちょうど1ナノメートルである。またDNA螺旋の直径はこの倍の2ナノメートルだ。そしてDNAの1回転分、つまり10塩基対分の長さは3.4ナノメートルである。

■4■理論物理学者スティーブン・ワインバーグによれば、宇宙開闢の1/100秒後の世界には10億の光子に対して1個の核子(陽子もしくは中性子)が存在した。この10億分の1の対称性の破れゆえに宇宙が現在のようなカタチになった。kohsen氏はかつてこれを「10億分の1の愛」の存在であると表現した。

■5■この単位で人間にとっての可視光線の波長帯域を表すと378〜780nmと3桁になるが、面白いことに数値だけを見れば、ほぼ土星の会合周期378日と火星の会合周期780日に重なっていることが分かる。また地球の1年と2年の日数365日と730日にも近似していると捉えればほぼ1オクターブである事が分かる。

■6■可視光線より短く軟X線より長い電磁波(紫外線)の波長は10〜400nmだが、蛍光管を使うブラックライトでは、ウッズガラスと呼ばれる深い青紫のガラスを使って波長400nm以上の可視光線をカットしている。結果このブラックライトのピーク波長はちょうど365nmになっている。人間の限界域なのだろうか。












 

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  • 2020.07.01 Wednesday
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