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エロ仙人か、堕天使か

        

■13■色欲により神通力を失う仙人の話が、奈良県橿原市にもあった。久米仙人(くめのせんにん)が、ある日飛行の術を行っていたが、久米川の辺で洗濯する若い女性の白い太ももに見惚れて、神通力を失って墜落した。結局その女性を妻としたというのが個人的にはツボだ。久米寺の開祖という伝説上の人物である。



■14■妖怪博士は今世紀始めに某女子大の非常勤講師になった。最初に彼は「3年で女子大生と問題を起こして辞めるつもり」と言ったその心意気や良しだが、結局彼はエロ問題は起こさずに十数年職務を全うした。私も女人と問題を起こして顰蹙を買う心意気はあるのだが、モテないという根本原点が成就を阻んでる。

視覚的に見たことによって、意識だけでなく無意識の領域にもうねりが生じるは自然なんだと思うけれど、男と女の励起の仕方が異なるところと同じところを互いに理解し合うのも大切なのだろうなあ。

■15■私のことはどうでもよい。問題の久米寺の最寄り駅は近鉄「橿原神宮前駅」だという。寺は真言宗根本道場の別格本山らしいが、本堂とは別に、久米仙人をお祀りするお社があるそうだ。社会常識を踏みにじることなく、自然との折り合いを目指す「エロ仙人の会」としては、いずれ一度は訪れなくてはなるまい。

■16■どうも10月にこのお寺で「久米仙人まつり」が開催されているのだが、その中で「久米仙人踊り」というものがあるらしい。仙人の衣装をした者が、杖で女人の赤い腰巻きをふくらはぎまでめくろうとする踊りをするようだ。今ならセクハラだが、それにもめげぬ度胸を体得すべく、行かねばなるまい。

         加工した画像元は"VOGUE NEWS"より借用。

■17■これを旧約聖書の中の話と比べてみよう。神は総勢200名の天使に地上を監視せよと命じた。天使達は地上に降りたってすぐに人間の娘に惚れ込み、愛欲のために公務を放棄して一緒に生活を始め、天文・薬学・武具装飾品の知識・化粧法など天界の秘術を教えた。生まれた子供達は巨人で大食漢ばかり。

■18■人間界は盗み・姦淫・殺人などがはびこり、巨人達は地上の食物を喰い尽くすと共食いを始めた。堕天使達は自らの業を悔いて神への嘆願書を大天使メタトロンに託す。神は許さず、ノアの方舟完成後に大洪水を起こし地上を一掃した。光のない洞窟の奥底に投げ込まれた大天使達は、以後荒野を彷徨う。

■19■二元論的世界観と一神教的な理念信条を持つ者は不快に思うかも知れないが、私は首尾一貫してこの200人の天使達の側に立つ。神の無能さと対応能力のずさんさばかりが目だつこの話の中で、アザゼルやシェミハザらに親近感を持つ。天使も人間も存在全てを掛けて、神を超え行く神になればいいのに。















 

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  • 2020.07.01 Wednesday
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  • 17:32
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コメント
気味悪いですね。そこ。思いっきり罠だと思います
  • koma
  • 2016/01/13 10:24 PM
んんん〜(^^)。
  • とーらす
  • 2016/01/19 5:35 PM
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