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咲花温泉「碧水荘」

 

■会津を訪問した時、阿賀川は日本海に注ぐのだが、新潟県に入ると阿賀野川と名前を変えるということを知った。そしてその阿賀野川の河畔に咲花温泉という綺麗な名前の温泉地があることも知った。今回はこの新潟の奥座敷の1つである温泉地に新潟側からのアクセスだ。2時間に1本しかない列車で駅に着いたのは2時26分だった。

 

 

■予約したチェックインの3時までに微妙な時間がある。2年前に改築されたという無人の駅舎を出て、右に坂を下っていけば、その最奥に今夜の宿「碧水荘」がある。場所の確認をしたあと、そのまま河畔のコンクリートできれいに整備された堤防を散策した。対岸の山々の山の端がきれいに紅葉しており、川の水は滔々と流れている。

 

 

■待ち切れずに3時少し前にチェックイン。前夜にネットで予約しておいた、和室8畳+広縁で夕食は部屋出し、一人泊9000円というプラン。部屋は落ち着いていて雰囲気がある。窓を開ければ阿賀野川。二人以上だと8000円になるらしい。実にお値打ちだ。ここの屋根掛けの露天風呂は貸し切り制で、5時過ぎしか開いていなかった。

 

 

■もう一つの内風呂は、この早い時間だから当然独占状態だ。護岸工事をしたからなのか、少しだけ川が遠くなったけれどまあ全然問題はない。この地の湧出量は半端ないみたいで、結構大きな宿がいくつも建っているが、基本的に全て掛け流しのようだ。お湯は綺麗な緑色。いわゆるエメラルドグリーン。月岡温泉と同じ系ではないか。

 

 

■源泉は咲花6号泉で、泉質は含硫黄-ナトリウム・カルシウム-硫酸塩泉。加水・加温・循環は一切なし。消毒剤も使うことなく、源泉温度は48.3℃で、浴槽温度は湯量で調整している。もちろん掛け流しだ。窓越しに光の中の阿賀野川を眺めつつ、緑色の程良いお湯に何も考えずに浸かっていれば、ちょっとだけいい奴になってしまう。

 


 
■さて問題の露天風呂だが、貸し切りの時間が午後5時45分からなので、案の定日は暮れて外はもう暗くて何も見えない。咲花温泉の湯は全体的にぬるめらしく、ぬるめ好きには有難い。しかし広い2つの浴槽は熱めとぬるめ分かれているのだが、一度熱い方に入ってしまうと、もうぬるめの方にはぬる過ぎてしまって戻れないくらいだ。

 

       

 

■露天風呂はかなり暗いので、極端に怖がりの私はもっとびびってしまっても不思議ではないのだが、ここの土地のせいなのだろうか、ほとんど怖さを感じずに長湯できた。部屋に戻ると夕食だ。目の前で小さな釜でコシヒカリを焚いてくれる。ご飯と味噌汁は40分お預けということだ。久しぶりにTVを見ながらゆっくり箸を動かした。

 

 

■咲花という地名が気に入っている。読みはサクハナではなくサキハナなのだが、咲花という字を見ると、木花咲也姫を連想し、さらに咲也というキャラクターが出て来る大島弓子の漫画を思い出す。元々は佐取村「先鼻地」という地名だったが、 阿賀野川のほとりに「湯の花が咲く」とういところから咲花という文字を使ったらしい。

 

■お姫様とか花に関わる美しい恋愛の話でもあってよさそうなので、地名の由来にはちょっとがっかりだけれど、まあ「湯の花」がらみなので特に文句はない。新潟県が生まれた地だからというのも結構大きいと思うが、昔の様々な思いでもよみがえり、別の次元と繋がっているような至福感があった。静かな長い一人きり(猫なし)の夜。

 

★所在地:〒959-1615 新潟県五泉市佐取3062番地 TEL.0250-47-2011
http://www.hekisuisou.jp/

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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  • 2017.04.28 Friday
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