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BABYMETAL 雑感-03

     

 

■1■BABYMETALのプロデュースも含めた諸設定は、「キツネ様のお告げ」とか「キツネ神のみが知る」とかステージではキツネ神が憑く」等と自らも表現するが、旧態依然の稲荷信仰者や別の宗教(無神論も含む)の熱烈な信者とは異なり、殆どの日本人もそうだが、その世界観自体を否定も肯定にも与しない。

 

■2■楽しみながらその中に自分たちを当てはめてみたり、またそれを客観的に捉えてみたりが自由にできている。ステージ上などで芸能の神霊ともミューズとも表現できるある種超えたものと1つになっていることを、お約束のように「キツネ神が憑」くと敢えて表現しても、誰も傷つかないし貶められもしない。

 

 

■3■「郷に入りては郷に従え」が「そうしなければ何事もうまくいかない」からではなく、そうしなくてもかまわないけれど、敢えて合わせることもできる」からそうするという余裕の設定。眼前の二択を超えて接する。しかもそれはただ観念だけで捏ねるのではなく、天賦の才と弛まぬ努力に裏打ちされている。

 

■4■「1でも2でもなく、数は3から始まる」という表現は論理を持つが論理として提示しているわけではない。日本人の発想は、遥か昔から2元的発想を最初から超えていて、それでも日本の中ではそれを否定せず自然に生活の中にあった。2元的発想をもうまく取り込めること自体、それを超えていたからだ。

 

       

 

■5■『4の歌』を聴くたびに、かつてのデジカメやTVモニターの縦横比から自然に対角線の5を無意識的に知らしめされていたけれど、それに囚われていないことを思い知る。敷布団を3つ折りに畳み、掛け布団を4つ折りに畳んで押入れに入れながら、BABYMETALが3+4のメンバー構成だと考えている今朝。

 

■6■BABYMETALはステージで才能を爆裂させた後、素に戻ると少し抜けたところすらある愛すべきキャラだが、黒髪のままでいる。ナルシストでチャラいキャラのクリスティアーノ・ロナウド。最高のパフォーマンスをするために日々トレーニングを欠かさない彼は、安易に刺青をしないことと通じるものがある。

 

■7■BABYMETALは本当に品が良い。大切に愛され育てられたことが窺える。ねじれた自我や貧しい欲がない。ステージでは我がなく、メッセージには否定的なものがない。触れるものをみな優しく幸せにしていく。目の前にある奇跡。次元が違っているんだけれど、次元の狭間は隔絶しておらず開いてくれている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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  • 2020.07.01 Wednesday
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