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「か」という文字と音と

 

■1■日本における「か」という音は様々に表現されてきた。平安以前から静音と濁音で聖俗対の2元と捉えるような風性もあり、例えばカとガは神と我のように今も解されたりする。その虚と実を合わせて開くものにカガミがある。カガミビラキは単に正月明けに餅を食う行事だけではなさそうだ。

■2■このka及びgaという音にも音声学的に2種あった。現在ではひらがなとカタカナの文字右肩に乗せる点・線の数で戯れに「0123」と見ることもできる。すなわち「カ、か、ガ、が」だ。神道以前からの蛇の古語に「カカ」があるが、言葉によっては「ガガ」ともなる。濁点だけでも4値的である。

■3■縄文1万6千年の延長としての、神道以前の日本古来の世界観は骨太の太陽信仰でもあったために、日昇と日没とその天中を象徴する中央という三つを繋ぐ東西ラインが重要視されていた。しかし後に星信仰としての南北ラインが入ってきたが、敵対することなく日本文化に融合された。かみとカミと神。

 

 

■4■「カ」という清音と「ガ」という濁音の間に「カ゜」という半濁音がある。学校では教えてくれないけれど、アナウンサーや歌手は好印象を与えるので必須と言われている。もっとも学校では教えてくれないので、若い子ほど知らないままだ。このままではカ行の半濁音は消滅すると言われている。

■5■「ハ、バ、パ」の清音・濁音・半濁音は分かる。子音部がローマ字のh、b、pとして捉えられるからだ。しかし「カ、ガ、カ゜」はk、g、そして発音記号のŋで表される。昔の「がきデカ」を知っているひとなら、こまわり君の「んが!」に近い鼻濁音だ。柔らかいので使うと印象が良いらしい。

■6■カもしくはガと言う文字で表現される前の音にも、最初からこのカの肩に丸を乗せて表わす音も特別でなくあったけれど、発音は生き物だとも言うけれど、表現対応する文字しか描き遺せないが、神は、「かみ」と「がみ」の間に「ンがみ」というものがまだ完全消滅しせずに残っているともいえる。

■7■もっとも「か゜」は「が」という表記の中に含まれて区別されていないという現状もある。最初に表わした仮名のビジュアルダジャレに戻ると、「カ、か、ガ、が」を0123と表現したが、もうそのまま「が」の肩に半濁点をつけたものが0でもいいような気がした。「カ」は全てを表す総字かな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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  • 2019.05.14 Tuesday
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