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蝉を取る猫も自然のひとこま
- 2009.08.21 Friday
- ■日々の記録
- 00:01
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- -
- by 小野満麿
■我が家はベランダに毎日のように蝉が来ては、猫が落下しないように張り巡らせた網に掴まって大声で鳴きます。猫どもは暑いのでボーッとしていても、さすがは小さな猛獣というか、瞬間ダッシュで一直線に飛んで言って捕まえてきます。網戸が閉まっていると最初はそこに激突していましたが、何度か繰り返すうちに網戸が壊れるより前に、自分で前足を使って開けるようになりました。
■最近は目新しいことが少ないので、蝉取りイベントは特に盛り上がるようです。カナブンがたまに来てバジルを食べ荒らすのですが、こやつに対しても猫自警団がベランダ徘徊パトロールしては駆逐してくれます。まあ色々な虫に対しては、嬉々としてケツをふったりニャガニャガ鳴いたりしつつ、見事に捕まえてきては、粗品として献納してくれます。アブラゼミ、クマゼミ、そして変なハチ。
■虫がダメな嫁さんは悲鳴とも嬌声とも分からぬ声を上げてあちこち逃げ回りつつ、それでも猫が貢物をしてくれていることだけは分かるので「ありがとうね、もう持ってって」とやさしく言い始めますが、語尾の方はいつも声が反転しつつ逃げるので、まるでドップラー効果のようです。猫に捕まった蝉はもうダメです。いいようにいたぶられてしまいます。敏捷な猫は闘争することを許しません。
■まあそれも自然これも自然と、野生を否定することなくただ眺めておりますが、猫はいざとなったらいったん壁にジャンプして方向を変えつつ飛び上がる三角跳びで2メートルほど上のものもキャッチします。この高さは猫落下防護ネットよりも高いのですが、幸い今年はバジルの鉢が所狭しと置いてあるので、よほどのことがない限り大丈夫でしょう。ヒグラシの声を聞くともう秋を感じます。
■それにしても人間が地表のほとんどをアスファルトで塗り固めてしまっている昨今、蝉が地表に出てこれないような状態のところばかりである都会の現状を憂いております。擬人化的なイメージをしたら水中から息継ぎしようと水面に向かったけれど、どこもかしこも氷が張っていて出れないという感覚になってしまいました。アスファルト、結構嫌いです。蝉、元気で鳴いてくれ。猫に捕まるな。
p.s.夏の気温は猫の鼻のピンクの濃さで大体分かります。
グリーン過ぎて脳内愚裏陰か〜?
- 2009.08.20 Thursday
- ■日々の記録
- 22:13
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- -
- by 小野満麿
■最近日記やブログを書く暇がないので何でだろうと改めて考えたら、なんのことはない、毎朝2時間近く掛かるベランダの植物たちへの水遣り、そしてバジルが生長するのに合わせて鉢の植え替えに時間を取られて、書く時間がないのだった。そして一応生き物相手だから機械的にできないし、室内にある植物群にも目を配らねばならない。それから猫たちの世話。最後にようやく自分の心身調整に意識が向く。
■春先に何でバジル100本化計画を立てたのか忘れてしまった。日々の手間の掛かることといったら、今年まだ1度も旅らしい旅をしていないということを思い出せばよく分かる。実はここ2ヶ月近く、ほぼ毎日ジェノベーゼを食っている。嫁さんは仕事で昼は外だから、自分はパスタを茹でて作ったバジルペーストをひたすら消費する。野菜その他をいろいろ入れてバリエーションを作るが、それにも限度がある。
■多分私はもう自分の一生分のジェノベーゼは食ったと思う。しかしそれでも秋まではひたすら食う。パスタの方でバリエーションを増やしたり、ジャガイモや焼き魚に用いたりもする。先日は義母が大根おろしに入れたら美味しかったといってくれていた。まあ確かにシソのようなものではある。最近ようやくバジルの鉢及びバジルペーストの貰い手が出てきてくれて嬉しい。鉢を送り出す時はプチ娘送り出し父状態。
■バジルの花穂が出ると、一斉に摘む。2つほど枝分かれの下の部分から切るので、大きなボウル3つほどにすぐなる。先日も茎を取って正味葉っぱだけでも300g近くになった。バジルは金属嫌い(酸化しやすい)なので手で茎を取る。茎が入ると苦くなるのだ。指先が茶色くなって洗っても落ちない。ヴァージンオイル・松の実・カシューナッツ・アーモンドなどを大量に購入するのだが、この値もバカにならない。
■一昨日は有機野菜の宅配の中にモロヘイヤが入っていたのモロヘイヤにはなんで葉の付け根側にヒゲが2本ついているのだろうと思いながら茎を取り、バジルペーストを作るのに使用しているミルサーに少量の水と共に入れてみた。バジルペーストよりもにゅるにゅる状態だ。鶏がら味のスープにして、焦がしたガーリックも入れてお昼に食べた。緑のジェノベーゼに緑のモロヘイヤ。多分脳内までグリーンになったかも。
■などと書きながら、少し遅めのランチに、またジェノベーゼを食おうと思う私である。…あ、パスタが切れていたのだっけ。では讃岐うどんを使って讃岐べーぜを作ってみようかな。ナスとトマトとタマネギ入れて。おっと、そういえばまだモロヘイヤ汁が1人分冷蔵庫に残っていたんだっけ。…ああ、米が食いたいなあ。いや、米もあるんだけれど、さすがに米にバジルペーストはまだトライする予定はないなあ…。
118という数
- 2009.08.06 Thursday
- ■数の世界
- 23:07
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- -
- by 小野満麿
■地球の21年は7670日だ。そしてこの7670日は260×29.5でもある。つまり29.5ツオルキンであり、また月の260朔望周期でもあるということだ。さらにこれに2日足した7672日は天王星の1/4公転周期でもある。整理しよう。<地球の21年=7670日=260朔望周期=29.5ツォルキン=天王星の1/4公転周期>ということだ。ということは、天王星の1公転はほぼぴったり地球の84年、1040朔望周期、118ツォルキンである。
■26000年が4つまとまった104000年をフナブ・ク・インターバルと呼ばれていることや、84という数は約数が10個あり(2,3,4,6,7,12,14,21,28,42)、日本で好まれる最初の4つの奇数1,3,5,7の2乗の和であることなど語りたいことは山ほどあるが、今回は118という数に注目するとにしよう。116日は水星の会合周期であり、117日は金星上における1日であり、そして118は29.5×4すなわち4朔望周期である。
■ところで黄金比φは1.618…であり、その逆数は0.618…である。葉序…つまり植物の茎からの葉の生え方は真上から見て360度を黄金比で分割する位置にある。360度を黄金比で割ると、ほぼ222.5度(逆回転なら137.5度)の位置に来る。1周を1とすると0.618…(逆回転なら0.382…)の位置にくる。この222.5度は半周180度との差は42.5度だが、0.618…と半周0.5の差は0.118となる。1周を1000とすれば118である。
■フィボナッチ数列に良く似た「フュンク・ウレの数列」というものがある。初項が2、第2項が10で、以下はフィボナッチ数列の文法と同様に順次前2項の和となる数列である。以下に示したようにこの第10項と11項が382と618が全体の1周(ここでは1000)を黄金比で分ける位置である。すなわち500±118が382と618ということである。2,10,12,22,34,56,90,146,236,382,618,1000,1618,2618…
■118は月の朔望周期29.5日の4倍であり、太陰暦の1年118の1/3倍だ。自然界に存在する最大の元素は原子番号92のウランだが、最新の原素周期律表には最大の超重元素、原子番号118のウンウンオクチウムまで載っている。118という数自体はただの数だが天王星、黄金比、ツォルキン、月の朔望周期などとどんな関係があるのだろうか。それともこれらはやはり単なる数合わせダジャレなのだろうか。
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