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  • 2024.01.09 Tuesday
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ナイジェル、ニジェール、ナイジェリア



■1980年代から1990年代初めまで、ナイジェル・マンセルという英国人のF1ドライバーがいた。アラン・プロスト、ネルソン・ピケ、アイルトン・セナたちと並ぶキャラで、大胆かつ繊細、感情も豊かなところから「大英帝国の愛すべき息子」などとも言われ、実況中継をしていた古舘伊知郎は「暴れん坊将軍」とか「荒法師」などと呼んでいた。しかし今回はF1の思い出ではない。

■彼がらみのことで当時から疑問に追っていたことが1つあった。それは「ナイジェル」という名前と、アフリカのナイジェリアという国、それからその隣の国のニジェールという国と、何か関係があるのかということだが、いつか調べようと思ったままずっと忘れていた。先日ふと思い出したので、インターネット検索という便利なものがある20年たった今、改めて調べてみた。

■ナイジェル(Nigel)という名前はラテン語の「暗いもの、黒」という意味がある。またゲール語では「騎士・守護者」を意味するらしい。そういえば英語でnegroというのは黒人を意味していたが、これとも近いのだろうか。軽い軽蔑も含まれることがあるので深入りはしないが、niggerは明らかに別称の類だろう。手元に語源辞典がないので分からないが、英語のnightとも関係あるのだろうか。



■旧ユーゴスラビアから内戦などを経て2006年に独立した「モンテネグロ」という国がある。改めて考えれば、そのまま「黒い山」だが、この名はベネツィア語らしい。さてこのNigelに似たナイジェリアとニジェールだが、黒、黒人という名前がらみの国名なのかと思ったが、これはヨーロッパ人によって後付けされたもので、実は西アフリカを流れる「ニジェール川」という大河の名前に由来しているようだ。

■それどころか「ニジェール」という言葉は元々「川」という意味で、「ニジェール川」はもろカブりの「川川」かと思ったけれど、実は「川の中の川」すなわち「大河」という意味らしい。よくある説明の、共にラテン語で「黒」を意味するnigerに由来するというのは真っ赤な嘘。真っ黒な誤解。つまり結論から言うと、ナイジェル・マンセルとナイジェリア及びニジェールの名前は、直接関係はないということだ。

■日本語ではナイジェリアとアルジェリアがそのまま対のように覚えられるので、私は恥ずかしいことにずっとこの2国は並んでいると勝手に思っていた。しかしよく見るとニジェールを挟んで地中海側がアルジェリア、アフリカのギニア湾側がナイジェリアだ。罪滅ぼしにこの2国を少しだけ紹介しよう。面積は3:4ほどでニジェールの方が広いが、人口はナイジェリアの方が10倍ほど多くアフリカ最大である。



■ニジェール共和国Republic of Nigerは共和制、半大統領制をとる立憲国家である。現行憲法は1999年に制定され、2012年に完全な大統領制へと移行する予定。(←数好きにはなんかキてると思わせられる年ではあるが。)国土の3分の2を砂漠が占め、北部は乾燥し南部も近年砂漠化が激しく、農作可能な土地はわずか3%、子供たちの1/3が5歳までに死ぬという話は胸が痛い。面積1,267,000km²(21位)、人口15,290,000人)

■ナイジェリア連邦共和国Federal Republic of Nigeria。サハラ砂漠以南のブラックアフリカでは南アフリカ共和国に並ぶ軍事大国。ナイジェリアの人口)は、アフリカの総人口の1/5〜1/4である。250以上の民族/部族が居住し、民族紛争が相次いでいる。南は大西洋のギニア湾に面し、かつては「奴隷海岸」と呼ばれた。サッカーが強いという印象がある。もっと勉強しよう。面積923,768km²(31位)、人口(154,729,000人) 


■猫まんが 『猫算数革命の挑戦』





デルピエ郎の愉快な1日



■嫁さんが新しいノートPCを購入した。4台目のレッツノートだ。今日は梱包を開きっぱなしのまま仕事に出かけて不在。その間、黒猫デルピエ郎は乱雑な机の上を探索中、PCの入っていた箱をチェックする。その伸び上がりの後姿が面白いので、動画に撮ろうとスイッチを入れてみた。一応カメラを意識する黒猫。

■しかし猫の本能には勝てず、箱の中チェックに戻る。ひょいと飛び乗って頭を突っ込もうとした途端、足元からズボッとはまり込んだ。あわてて立て直そうとして、そのまま崩れるように机の下まで落下。1人で爆笑していたが、黒猫、一度ドキドキしたまま恥ずかしげに私の足元まで擦り寄ってくる。

■しかしノーフォローなので、しかたなく再び現場に戻る。暗くて分からないけれど、犯人は必ず現場に戻る…という古い刑事者のセオリーどおりである。後半は暗くて部屋の中の汚れが目立たないのはよいけれど、何かよく見えない。口で言ってもつまらないので、画像を貼り付けてみます。後半はもう止めてもいいです。


地球人、宇宙人、日本人、アイデンティティ



■実は陰謀論系の話の中では、人類は長いこと宇宙人とコンタクトをとってきているのだけれど、数年前からもうすぐ宇宙人が実際に人類の前に姿を現して、世界を劇的に変えていくというようなことがマジで取りざたされていました。宇宙人もグレイ系とか爬虫類系とかリラ系、オリオン系、プレアデス系、はたまた未来の地球人系、異次元系とかいろいろ話題には事欠きません。

■しかし今回のように新首相の鳩山サンご夫妻のような「宇宙人」が出現するという形には思い至らず、「あっ!ヤラレタっ」と思いました。おそらく一番滑らかに過去と未来をつなげつつ、人の内にも外にも激変のショックで天変地異が巻き起こり…ということにはならない最善のカタチだと思います。もちろんずっと以前からのシコミとして用意周到・準備万端の末のものです。

■それはただの空言であり、鳩山さんや他者他国の「宇宙人」と評されている人間離れしたキャラや才能の持ち主も地球人類であって、いわゆる「宇宙人」ではないでないかという無粋なツッコミもあろうかと思いますが、逆に自分自身が「地球人」であり、「宇宙人」ではないという決め込みの隙間にこそ、新しい宇宙人は「それはあなたも〜」とねじりツッコミを入れられるのです。



■実際に物理的な天変地異が起こらなければ何も変わったことはないと感じたり、物理的なUFOで飛来してきて、ペンタゴンか国連の前に降り立ち、その中から宇宙人が出てきて「人類はみんな平和にしろよ〜」なんて言わなくては変わりようがないじゃんと思っている人たち(私も含めて)がいるとしたら、今回の鳩山サンのデビューってある意味それじゃーん!と思い当たりました。

■もちろん鳩山さんただひとりではなく、スポツー界や教育・社会・文化その他のジャンルを見ても、ブチ抜けて人並みではない人はたくさんいます。あとはもう自分自身も地球人でありながら「宇宙人」でもいいんだということを再確認すればよいってことですね。まあこれが一番たいへんなんだけれど。大友さんの『アキラ』の中に「もう始まっているんだよ」というセリフがあったなあ。

■「地球維新」とかってダサい言葉だと思っているけれど、センスを置いておくとこれももう当にスタートしているわけなんですね。自分の中の「宇宙人」性を解放すること。もっとも安易安直に好き勝手なことをしてもいいんだと独りよがりして暴走する裸の王様の宇宙人モドキにはなりたくないし、他者にもなってほしくないけれど。にしてもやっぱ日本人っていいなあと再度思います。



■日本人って?と定義を求められても様々なくくりや捉え方があるから、そちらの方で疲弊するつもりはないから放っておいて、地球人の中の宇宙人の中の日本人エッセンスを自ら解放しようと言っているんですね。話を広げ過ぎてもなんだから、これは単なる私の脳内のモーソーということにして、そのモーソーをソーソーと言って共鳴共振、感応共有してくれる人がいたらいいなと思いつつ…終わりっ!


■猫まんが:『超時空陰謀論の逆洗脳』

 
  超 時 空 陰 謀 論 の 逆 洗 脳









猫が象…いや猫画像



再びお試し画像をYouTubeにあげてみました。
またもや手の施しもない…じゃなくて何の手も施していない、まんまアップです。散漫で申し訳ないです。

どこかに動画編集ソフトとかおちているのだろうか。



■みかん画像





■デルピー画像


2013年以降に何を持っていくか



■2012〜2013年に世界と個人双方に予想しがたい大激変のギャップがあることは、それとなく予見できる。滑らかに接続するかまったく予想だにしなかった激動を通過するかは個人的な意識によっても個々に違いがあるような気がする。一見何も変わらなかったように見えた1999〜2000の反転のように、後日にその反転に気づくのかもしれないが、こういう時だからこそ逆に変わりがたいものに思いが行く。

■2013年以降に何を持っていくかと問うことは、それまでに個人と世界で何を捨て去り置いていくかということの選択でもある。放っておいても消え去るものもあれば、全力で自らとの癒着を解くべきものもあるだろう。そして個々人によってそれらは異なるので一概に云々することはできない。ただその心意気や姿勢・態度などには同じ振動があるはずだ。それを共振できれば個人限界を超えることもできよう。



■そして過去現在未来を貫いて何が普遍なものであるかを考える時でもあるだろう。人間であるという前提があれば多分それはあるだろう。そして自分が人間というものの枠を超えることもあれば、外れることもあるだろう。その時に変わり果てるものもあれば、それでも変わらないものもあるたずだ。焦らず弛まず、狂わず冥らず、平衡感覚を保ちつつ前進し行く心構えをなくすまい。愛しき未来へ。

p.s.

■とりあえず猫と温泉とサッカーと、数と形は持っていくぞっ。


若い芽を摘む心根を正す



■若い芽を摘むという言葉は良くない意味だが、間引きや花芯摘と同様、縦にどんどん伸びるバジルの先端を摘むことで横にも枝葉が広がり、たくさんの収穫を得ることができる。しかしそれは人間の勝手な収穫のための繁茂ではないのか?自然に育つバジルは自らの芽を摘んだりはしないだろう。もっとも人間のいないバジルの生育を観念的に論じてもあまり意味がない。

■人間とバジルがともに存在する空間の話として考えれば、バジルがより繁茂するのと人間がその一部を頂くのとは、相互恩恵なのではないだろうか。農業も自然農法・有機農法からテクノバイオまであるが、経済的理由による一方的な自然利用と搾取なのか、それとも植物・作物に対して感謝と愛情と敬意を持って接しているのかという根本姿勢が一番の問題ではなかろうか。

■化学肥料を用いているので良くないとか、有機だからことごとく安全で美味であるという固定観念から、人々はすでに脱出し始めているようだが、それを食するときにも無意識の底でよいから感謝と愛情と敬意をもって頂くならば、物理的・西洋栄養学的世界観とは異なるところで、より血肉となり生命エネルギーとなると考える。かく言う私、今すぐに自己リセットしよう。



■言葉の内容や文面上の語義も大事だが、それだけでなくより多くの情報のフィールドを意識すること。コミュニケーションには脳や視覚の一部だけでなく、全身全霊をもって空間共有し、そして情報を分かち合いたいものだ。そこにもやはり感謝と愛情と敬意がなければ意味がない。ひとりよがりの亜空間でゆがんだ鏡像自己と閉塞螺旋から抜け出れない。

■バジル、ありがとう。みんな、ありがとう。そして私、ありがう(…まあ、感謝の気持ちを表明しても何も失うものはないでしょう。決して感極まっての感情失禁ではなく、むしろ本音ということで。)

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…a〜nd


新しい車の笑う顔



■嫁さんが車を買い換えた。昨日それまでの車をお店に持っていき、今日は新しい車に乗ってきた。契約は前からやっていたようだが、車の運転に縁のない私は、言われなければおそらく外観のぱっと見では区別がつかなかっただろう。マツダの車で、いまTVのCMでやっている、街中の信号待ちなどでエンジンがとまるヤツらしい。…というか、車名すら知らない自分がちょっと恥ずかしいかも。

■前の車もまだ3年ほどだったと思うけれど、乗るときはいつも助手席だから、中に入ってカーナビとかエアコン口とか色々な設備で気がつくだろうけれど、愛着と新しいもの好きは相反しないものらしい。まだ乗っていないのだが、外見を少しだけ観察してみた。車を運転しないし特別愛着もない人は、おそらくその車の顔で特徴をつかむのではないだろうか。特に車オタクでない子供とかは。

■新しい車の正面少ししたからアオリ気味に見ると、なんかこの車がマンガのキャラクターのように「えへへ〜」と笑っているように見えた。…あ、一応よく分からないけれど、ナンバープレートには自分でフィルター掛けてみました。ナンバーはマヤの現行の暦の始まりの年意識して「3113」なんだけれど、その他の細かい字まで晒さない方がいいのかすらも分からない無知な者なので一応。



■確かに並べて比べてみると、デザインはずいぶん違うなあ。あ、私のような車を特によく見ない人がいたとしたら、一応左の車が新車です。何で買い換えるのかときいたら、そのほうが損しないとか言うのだけれど、お金や契約や金利にもあまり関係がない私にはさっぱり意味が分かりません。…それにしても私はでは何に関係があるのかと自問してみたら、世の中のほとんどと関係ない気もしてきた。

■このあたりを追求すると怖くなるので(嘘)、新しい車についてはまた折があったら当たらしい発見や書簡を報告します。てか、先ずは乗ってみなくては。なんかDVDとかTV鑑賞はもちろん、いろんな装備があるらしい。私の清貧極まりない書斎モドキよりはずっと快適空間っぽい。後部座席は倒せば寝られるし、その中で生活できそうな気もしてきた。車の運転かあ〜。いやいや…。

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追加情報:どうも前の車はアテンザといい、今度のはアクセラという名前らしい。信号待ち時に、アイドリングが勝手に止まるi-stopっというのが売りの1つのようです。「エコカー減税」とやらに踊らされて、車検時に買い換えたようです。…でもまだ乗っていない私です。 


久しぶりに映画を観た



■昨日久しぶりに映画を観た。嫁さんが強く一緒に観ようと言い、断りきれずに映画館まで引っ張っていかれたに近いのだが、実は内容はおろか題名すらも知らなかった。どんなジャンルのものなのか、洋画なのか邦画なのか、長いのか短いのか、今話題なのかそれとも趣味趣味な映画なのか、一切情報はなかった。チケットを購入する時にタイトルが『サマーウォーズ』だと分かった。席に着いた。すぐ始まった1。

■いきなりネットの中のバーチャル世界で、各個人のアバターたちがて動き回るオープニングだ。大音量とフルCGに近い画像が弾けまくる。これはダメかなと思っていたら、ひょいとアニメキャラが出てくる。どうもアニメーション映画らしい。しかも日本製だ。しかし監督や製作関係の人に知っている名前はない。と思っていると、数学好きだがヘタレキャラっぽい主人公が女の子に引きずり回される。

■以下、内容はトレースしないが、最初はなんじゃらと思っていた話が、バーチャルワールド、室町以来続くらしい超旧家の大家族リユニオンの世界、各人の諸事情とキャラなどの綴り織りから、いつしかトンでもない話へ展開し、荒唐無稽ながらも説得力のある画像とシナリオで、エンディングまで目を放せなかった。後日ツッ込み入れたいところも出てくるかも知れないが、実に超クールジャパンである。



■原作も漫画連載もあり、製作にはさまざまな成り行きがあったのだろうが、一切知らぬまま出くわした秀逸至極な作品だ。ワーナーかどこかが配給にもかんでいるようだし、内容が古くなる前に早々に世界配信して評価を問いたいものである。私はこれを1000円で観たのだが、実に安いと思った。1800円でもリーズナブル。アニメとしてもさまざまな実験や新技術も入れているし、かなりの高得点評価をしたい。

■…というわけで、知らなかったのは私だけかも知れないけれど、そして「オススなんておこがましいし余計なお世話に過ぎないけれど、これなら他者が観てもおそらく「金返せ!」とは言わないのではないだろうかと思うので、そっとではあるがプッシュしたい。HPもあるらしいし、関連書籍もあるのだろうが、知らない人はむしろ情報や前知識を取り入れず、知らないまま観るとのも一興かと思われる。


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