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胎児と胎盤と人間の持つホロニックな時間
- 2013.08.26 Monday
- ■自己他者問題と世界観
- 23:00
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- -
- by 小野満麿
■1■胎盤は実にユニークな臓器だ。胎児の生命に不可欠なのに、短期間しか存在しない。胎盤はその短い務めの間、胎児を守る防壁となっている。またその血管は母体から胎児へ酸素と栄養分を運んでいる。実に長い間、胎盤は過小評価されてきたといえる。胎盤が単なるパイプ以上のものであることが最近の研究でわかってきた。胎児の保護に積極的な役割を果たしているほか,神経系の発達にも関与している。
■2■受精卵が子宮内膜に着床すると子宮内膜に根を下ろし始め、すぐに母体から栄養を得ようとする。この根の働きをする部分は絨毛といい、これが後に胎盤へと変化する。着床するとすぐにこの絨毛組織からヒト絨毛性性腺刺激ホルモン(※)が分泌され妊娠継続に重要な働きをする。妊娠3週の頃から徐々に作られていた胎盤は、15〜16週頃に完成する。この時点で胎児に栄養を供給してきた卵黄のうの役目は終わる。
■3■胎盤は受精卵が着床した妊娠3週くらいからでき始め、完成するのは15週頃である。この形成時間は(15−3=)12週で、日にちにすると84日である。84は2×42=3×28=4×21=6×14=7×12と様々に分割することができる。杉山開知氏は受胎から出産までの妊娠の全期間を42週として捉えたが、1/2週は84時間なので、この全妊娠期間は「84時間×84周期」と捉え直すこともできるだろう。
■4■開知氏は現今の日本人の平均寿命をベースにして、人間の一生を天王星の公転周期の84年にも対応させている。すでに見たように84そのものが多くの約数を持っている。羊水の中で生きるという意味で水生生物だった胎盤と胎児が、出産後反転して大気の中で呼吸する陸上生物として生きる人間の全体を、84時間・84日・84/2週・84年という、連結するホロニックな内部構造として見て取ることができる。
■5■この産道を通過して次元を超える前後を、上陸後の私たちの論理でシンプルに42週と84年に対比するのは、生命時間の流れは均一ではないので正確ではなかろう。しかしそれでも平均という操作で見ると、胎児と人間との物理的時間をの比は、ほぼ104.286:1となっている。この値は水の酸素原子を中心とした水素2つの作る角度の104.45度を連想させる。また太陽と地球の大きさの比にも近似している。
(※)hCG…human Chorionic Gonadotropin
胎盤および胎児付属物について
- 2013.08.25 Sunday
- ■自己他者問題と世界観
- 23:00
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- -
- by 小野満麿
■0■私たちが人間として存在しているのは父親と母親がいたからであり、この2者に対しては普通に感謝の念は生じる。しかし胎盤という片割れへの感謝はさほどない。胎盤は私たちが成長する過程においての胎児の呼吸器系・循環器系・消化器系・泌尿器系、そして免疫系という各種臓器の働きを全て代行してくれた。つまり胎盤は胎児の臓器であり、胎盤がなければお腹の中で私たちは育つことができなかった。
■1■胎盤はまだひとり立ちしていない胎児の各種臓器を代行する「万能の臓器」といっても過言ではない。胎盤に各部を常にあるべき正常な姿に保とうとする調節機能が備わっているのは、生命の必然である。胎盤は培養装置でもあり、人工心肺装置でもある。胎盤は非妊娠時には形成されることはない。哺乳類の進化の過程でこの胎盤機能がどのように獲得されたのかについては、実は何も分かっていないのだ。
■2■胎盤と胎児は同じ受精卵から発生した一卵性双胎である。しかしその姿のみならず両者の運命はことごとく違っている。胎盤の生活はひたすら兄弟である胎児を育てることに費やされ、胎児が出生すると子宮外へ排出されてその生命を閉じる。一方の胎児は、胎盤に守られながら出生前を過ごし、生まれ出ると、そこから地上生活者としての人生が始まる。妊娠中は胎盤からの様々な情報がとても重要である。
■3■胎盤は胎児と母体が一緒に共有する、つまり他者と共有するまれな臓器である。母親と胎児は父親を介して半異物の関係なので、血液型が違う場合なども含めて、直接血液が入り交じるわけにはいかない。母体血と胎児血は基本的には混じることがない別の空間にある。しかしガス交換や栄養輸送は必要である。この矛盾は、絨毛間腔において直接血液を触れあうことなく物質交換することで解決している。
■4■母親と胎児はそれぞれのDNAを介して情報を交換している。胎児のDNAの半量は父親由来であり、母親にとっては遺伝的に他者のものなので異物である。母親は胎児を介して他者の遺伝子を受け取る。すなわち女性は母親になることでキメラ(異なる受精卵に由来する遺伝子をひとりの中に有する状態)になるのである。この普遍的現象にどのような生物学的な意味があるのか現時点では分かっていない。
■5■プラセンタ(胎盤)は、胎児の発育のためには必要不可欠な組織で、母体の中で、わずか10ケ月の間に1個の受精卵を一人の人間にまで育て上げる驚異的な働きを持った組織である。したがって胎児への栄養補給のためには各種栄養素がこの組織に集中し、また多数の生理活性物質が産生され貯えられていることが知られている。胎盤に関する様々な研究によっても、未だに解明されていないことが多数ある。
■6■たとえば人間以外の動物では肉食動物ばかりでなく草食動物までもが、出産直後に自分の体内から出てきた胎盤を食べてしまう。出産の臭いを消し、外敵から身を守るためとの説があるが、栄養豊富な胎盤を食べることで、産後の体力回復に役立てるためとの説もある。胎盤には母乳の分泌を促進する作用もあり、子育てにも有効である。科学的にも未知なる部分の多い、偉大かつ神秘性を秘めた組織である。
■7■子宮は胎児を育てる場所だが、胎盤などは作ってくれないので、胎児は自分が育つために必要な環境を自分で作る必要がある。初めは1つだった受精卵が分裂して胎児になるが、すべて胎児になるわけではない。胎児に栄養を供給する仕組みに分裂していく細胞(胎盤や臍帯)や胎児を包んでいる膜(卵膜)に分裂する細胞もある。この環境を形成する構造物を胎児付属物といい、以下のようなものがある。
■8■母体からの栄養や酸素を受け取り、老廃物を母体へ返す、物質交換の場である 「胎盤」、 胎盤から胎児へ酸素や栄養の輸送を行う「臍帯」、 胎児の発育するスペースを確保する「羊水」、 胎児や羊水を包んでいる「卵膜」。これら胎児付属物は元は一つの受精卵から分化したもので、母体側の子宮が作り出したものではない。後産として共に出てくる羊膜・臍帯などを含めて胞衣(えな)とも称されている。
■9■胎児は自分で接食も呼吸もできないので、母体から栄養や酸素をもらう必要があるし、老廃物の排泄もしなくてはならない。母体が食べた栄養分や肺呼吸で得た酸素は血液の中に含まれて子宮動脈を介して子宮に注がれる。子宮の内側に胎盤があり、子宮内腔と胎盤の母体面とが接しているところで母体からの栄養や酸素と胎児からの老廃物や二酸化炭素が交換され、へその緒(臍帯)を介して胎児に供給される。
■10■胎児は子宮の中に直接入っているわけではなく、卵膜という閉じた非常に薄い袋状の膜の中に胎盤・臍帯・羊水と共に納まっている。卵膜は胎児側(内側)から羊膜、絨毛膜、脱落膜という3枚の膜からなる。一番外側の脱落膜だけ母体成分であり、元々は子宮内膜だったが変化したものである。卵膜は外界と胎児を隔離しているバリアーであり、細菌の進入阻止や羊水の保持のためにとても重要な膜である。
■11■臍帯の内部にはこんにゃくのようにぷりぷりした軟らかい組織が取り巻いている3本の血管がある。3本の血管は1本の太い臍静脈と2本の細い臍動脈からなる。 太い臍静脈には、栄養や酸素を含んだきれいな動脈血が母体から胎児に向けて流れている。 細い臍動脈には、老廃物や二酸化炭素を含んだ静脈血が胎児から母体に向けて流れている。臍帯は一般的な動脈と静脈とは流れているものが逆である。
■12■卵膜の一番内側の膜である羊膜は羊膜腔という空間を作り、その中に羊水を蓄えている。 妊娠の初期は羊膜表面の細胞で作られるが、後に羊水は母体からの水分の供給、胎児尿、胎児の気道からの分泌液で構成されるようになる。妊娠11週頃からは胎児は尿をするので羊水の量がぐんと増加する。 10週頃は30ml、20週で350ml、32〜36週くらいがピークで700〜1000mlほど。 その後は徐々に減少する。
■13■羊水の99%は水分だが、同じものがずっと溜まっているわけではなく、約3時間で完全に新しいものになるという。 大量の水分がつねに羊膜絨毛膜を通過して母体の循環系に戻されており、胎児は尿を作り出しそれを羊膜腔内に排泄している。 また、胎児は羊水を1日400mlほど飲み込んでいると考えられている。 このように作られる量と母体に戻される量が釣り合って見かけ上一定の量に保たれている。
■14■ブラセンタを用いた様々な療法がこれからどんどん増えていこうとしているようだ。化学的な薬の投与とは全く異なり、副作用がない上に多数の効用があるプラセンタだが、このような用い方は本当に人間として真っ当なのだろうかという疑問がある。更年期障害や癌の末期症状にも効果があるという。もちろん緊急の場合に用いるのはしかたないだろう。しかしそれに依存して生きるのは本末転倒である。
■15■胎盤についてある程度正しく認識すれば、自らの現在の在りようを含めて生命に対する感謝と畏敬の念が湧いてくる。本当に未来を愛する姿勢があれば、究極的には、胎盤エキスを注射や内服したりする必要がなくなるのではなかろうか。それを用いようが用いまいが、若く美しく健やかに保たれた体を用いて、人間として今と未来に向けて何をしようとするのかが最も重要なのではなかろうか。
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■今までは胎盤について何も知らなかった。知識を知りもしなかったし教えてももらわなかった。しかし今、自分もお世話になったということの想起をさらに超えて、父親より母親よりもっと自分自身に近い、まさにかけがえのない血と肉を分けた分身であったことを、ほかならぬ自分自身であったことを失念していたことを自覚しよう。
■自分は男だからと目を背けずに、自分は子供を作らないからと耳を塞がずに、女は自らの体で知っているなどとズボラこかないで、今科学的にようやくとてつもなく重要な器官であると認識され始めている胎盤について、自分への無償の慈愛と生命賛歌と生きることへの励ましを今でも感知できるような知性と感性を奮い起こしたい。
今朝は我が家でフルーツモーニング!
- 2013.08.24 Saturday
- ■日々の記録
- 23:00
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- -
- by 小野満麿
純「しまった、家モーニング用のパンがない。」
満「よし、じゃあフルーツモーニングだっ」
純「じゃーアイスコーヒー入れるね。」
満(冷蔵庫まさぐりつつ)「パナナ1本発見。グレープフルーツ1個あり。キゥイもあるじゃん」
純「もらってきたメロンも残ってたよ」
満(盛り付けて)「うおお、これじゃー腹いっぱいになっちまうがな」
純「アイス入りましたー」
満「よし、撮影はバジル達をバックダンサーにして…と」
(朝からホント、何にでも夢中になれるわしらであった…笑)
ちなみに上の画像は愚妻のi-phoneで撮影したものであり、下の画像私のスマホで撮ったもの。カブるとカッコ悪いから、こちらに。どちらがいい画像か勝負である(^^)。間違い探しをすると、お皿の上の何かがあるかないかで、どちらの画像が先かわかります。撮ったらすぐにそれ食っちゃった私。
で、綿棒で正多面体を作ってみた
- 2013.08.23 Friday
- ■日々の記録
- 23:03
- comments(0)
- -
- by 小野満麿
綿棒で正多面体を作ろう in 河合塾文化教育研究会
- 2013.08.22 Thursday
- ■日々の記録
- 23:00
- comments(0)
- -
- by 小野満麿
■1■明後日、河合塾文化教育研究会のお招きで、子供と親御さんのペアたちに対して、綿棒でプラトン立体を作るという1時間半ほどのワークをやるんだよね。今回はひかりょある程度遮断できる会場なので、綿棒の軸に蛍光色入りのカラーマーカーで色を付けて製作しようと考えている。ただし時間がなー。
■2■カラーマーカーで色付けした綿棒多面体にブラックライトを当てると、以下に示した画像のようによく光る。これは決してCGではない(あまり口にしたくないが、私は安易なCGやデジタル化は子供の教育上も好きではない)。普通の綿棒画像であることが、背景に現れる窓外のビルの光で分かるはず。
■3■ちなみに画像の立体は、以前綿棒で製作した立体ベシカパイシス…もしくはツインなベクトル平衡体。ある意味、自己他者問題・胎児と胎盤の二而不二関係・万物が一対で存在するのは言語や思考自体の構造がそうだから問題などともしっかり底通するので、ここで再度さらしても悪くはないかなと思う。
■4■この世界を3次元として捉えている人間が、3,2,1,0次元として胞・面・線・点と下位に認識要素を展開しているけれど、これを面点変換もしくは反転の発想により、3,4,5と向きを変えて捉えるためのプラトン立体の綿棒製作だ。親より子供のほうが理解が早いかも。
■5■正多角形としての正3,4,5角形、および1点に集まる線数の3,4,5本。これをさらに直角から19.5度プラスマイナスした正4面体の2面角70.5度および中心角109.5度を念頭に、その19.5度、地球の赤道傾斜角23.4度、月の自転好転周期27.3日を5:6:7と捉える視座の確定。
愚妻の実家で「お盆だよ!全員集合!」
- 2013.08.21 Wednesday
- ■日々の記録
- 23:00
- comments(2)
- -
- by 小野満麿
■愚妻が上の画像と共に、facebookへの書き込みをした。
昨日は実家で「お盆だよ!全員集合!」だった。
小さかった甥っ子姪っ子達もも、今や5人中3人が社会人。あと数年したら、お嫁さんお婿さんや赤ちゃんも加わってもっと賑やかになるといいなぁ。それまで日本が無事でありますように。
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これに対していろいろなコメントを頂いた。編集しても面白いが、編集しないでそのままなのも面白いかもと思い、そのまま載せてみる。ただし個人名はプライバシーその他もあるので、一応伏せておくことにした。
F.T. ■おおおお、美女軍団。男、すくな!
愚妻 ■F.T.ちゃん、アリガト〜! 母も三姉妹、私も三姉妹なんだわ。父も叔父も他界しちょるし。
左列の一番手前のヒラヒラしたワンピの叔母さん、これで72歳。若いね〜。
T.K. ■きゃ いい笑顔いい風景やわ 有り難うございます。
愚妻 ■T.K.様、ありがとうございます。健康なのと仲の良い事だけが取り柄の一族でございます。
満麿 ■何気に当たり前の顔をして、一番奥の席で飲んでいる私(酔)。
愚妻 ■マロちゃん、いっぱい呑んだね。
満麿 ■気兼ねなく飲めるのはありがたい、ありがたいことなりき。みんなキャラたっとるし、一片の邪心もない身内の集いは、自然に酔いマロとなりまする(…いつもか?)。
N.T. ■ホント美人家族図、映画みたい。市川崑かなー小津安二郎かなー。
愚妻 ■N.T.さま、褒め過ぎありがとうございます!
満麿 ■のぶねえ、ごめん。先日作ったバジルペーストの4瓶のうちの1瓶をのぶねえ用にキープするつもりだったけれど、今年の春から東京で幼稚園の先生して頑張っている姪っ子(右側の黒い服着ている…ちなみに双子のもう1人はこの画像を撮影しています)にあげちゃいました。
本当は帰りに通りすがりに家に放り込んでいこうかとも思っていたんだけれど。また製作した時までお待ちください(^^)。
N.T. ■わい!麿ちゃんありがとう(o^^o)待ってるねぃ。
E.Y. ■わあ、すごいね!女性が圧倒的に多いね!扇形のお重(っていうんだっけ?)に入ったお料理がすてきですね。
愚妻 ■E.Y.ちゃん、昔は母や妹達が料理してたんだけど、もうしんどいってことで仕出し弁当です。八百彦だっけ?浅間町にあるお店。
N.M. ■楽しそう〜!こんな親戚なら毎月会いたいなあ。
愚妻 ■N.M.ちゃん、ほんに妹達の婿さんと、甥っ子姪っ子達がいいこ揃いで、わたくしは幸せ者でごじゃりまする。
N.M. ■明るいオーラに包まれてるもんね!女たちが幸せだと世界が幸せになる証拠〜。
満麿 ■男も幸せでござるよ。今、画像を見ると、私の手前にビールや酒が集積されておりまする。アンドこの扇形のお弁当がうまく全部テーブルに乗らない!と言うと、扇形そのものを手前と向こう側に交互にすると余裕のスペースになることを甥っ子が発見。賢いなあ。
E.Y. ■八百彦、いいですよね!夫の実家(名古屋市西区)の法事などの集まりはすべてここからとっています。女性が料理にばたばたしなくてもいいから、みんな幸せそうなんだと思うよ!なるほど、扇形は交互にするとスペースがうまくとれる!
R.K. ■なぜか(笑)懐かしい顔ぶれがいっぱい。みなさま、お元気そうで!
F.T. ■おばちゃんわかい!
満麿 ■Rっつぁん、また混ざりに来いや~。
富士子ちゃん、おじちゃんも若いで~。
N.M.さん。半年振りくらいに合うと、みんなそれぞれ髪型や服装が大チェンジしとって、とても新鮮です。私は変わらぬ無精ザンバラだけど(笑)。
E.Y. サマ。中央のサラダに自作のバジルペーストつけるとうまいど!とか言って、特にご満悦な私の服の色、ちょいハレーション発生です(笑)。
K.K. ■いやー、これはイマドキにない賑やかな風景でいいですねー。あこがれます。
満麿 ■やはり主催者である義母(右上)の人徳でしょうか。あったことがない義父のときからずっとこんな集いは続いて痛ます。義父と一度は飲んでみたかったです。みんな仲良しで、本当に仲たがいする者もなく、楽しい楽しい時間でした。
あー、神奈川藤沢に戻っても、私の弟妹たちとやっぱり食事&飲み会とかよくあります。仲良きことは美しきかな…ってやつですかね。私は幸せ者だったんだー(改めて…^^)。画像からおすそ分け、いくらでも(^^)。
K.F. ■素晴らしいことですねーー
満麿 ■笑顔っていいですよね。
N.M. ■いいな・・。昔はこうだったな。うちの親戚も・・・。仲良くて何よりです。
K.K. ■あ、ほんとだ。森を見て木を見ずでした。本当に男少なくて、孫世代は美人ですね。
F.K. ■え?孫世代だけ?
Y.M. ■岩田家って、女性が圧倒的なマジョリティー!
愚妻 ■あ、大事な事言い忘れてました。孫世代の美女をもう一人お忘れなく!この写真を撮ってくれてる絵美子ちゃんが、これまたカワイイんですよ~! 特別露出。
T.S. ■みなさん和気藹々、良いですね。それにしても、手前のおばさま、72歳なんてとても信じられません。再春館あたりから、出演依頼あるかもです〜。
満麿 ■一番奥の紫のおじ様(わしじゃが)も来年で還暦でござるよ。わしもそこそこ若くね?
…って、そんなこと誰も聞いてねー(笑)。みんな若いんだよねー。
愚妻 ■T.S.さん、このオバサマは日本にテレビ放送が始まった創世記にNHK名古屋放送劇団ってとこに所属してた元芸能人なの。同期に野際陽子がいるって。カメラ目線は今もお上手です。
私生活では山あり谷ありだったけど、今が孫も出来て一番落ち着いて幸せそう。
うちは戦死した祖父が能舞や謡をやってた好き者だったらしく、芸事好きは血かもしれない。
愚妻 ■マロちゃん還暦のお祝いせんとかんね〜 (^_−)−☆
T.S. ■おばさま、それはすごいです!なるほどナットク。麿さん還暦もビックリ。
K.K. ■え?マロさん還暦なんすか?男なのに基本データに誕生年が未記載なんで知りませんでした。ヌースの2013年に還暦を迎えるというのは感慨深いのでは?
満麿 ■データに誕生日未記入はずぼらなため(^^)。そして私は還暦を2かいはむかえるつもりだから、まだまだでがんす(^^)。
K.K. ■2回?すばらしい。僕は1回で十分す。
満麿 ■本当はずっと3回のつもりなんだけれど、そこまでいくとエロ仙人領域に到達するのでは(笑い)。
K.K. ■エロ抜きで長生きってのは考えられない?
満麿 ■まあエロという語に対する感性や使用法に大きく依存する問題だろうけれと、自己他者問題・胎児と胎盤の二而不二関係・万物が一対で存在するのは言語および思考自体の構造がそうだから問題などから考えても、それに触れずに生きさらばえることの無意味さはあると思うなり。
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後日(20130827)のオプションだけれど、えみちゃん入りの画像が発掘されたので補追。
胎児と胎盤…二而不二の今
- 2013.08.20 Tuesday
- ■自己他者問題と世界観
- 23:00
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- -
- by 小野満麿
■1■2013年の8月上旬のことだ。「地球暦」の製作者である杉山開知氏から電話がかかってきた。胎児の受胎から出産までの期間を42週とし、地球暦上に色分けしてプロットしたいが、何かいいアイデアがないかとのことだった。少し前に彼は公転周期が84年の天王星に人間の一生を重ねて見る作業をやっていたので、42週の胎児期間と84年の人間の一生を地球暦上にホロニックに重ねたらどうかと答えた。
■2■42週は294日である。10月10日(とつきとおか)とは10か月と10日ではなく、10か月目の10日という意味であり、しかもその1か月は太陰暦なので、諸説はあるが9か月+10日とは(29.5×9+10=)275.5日ほどということだ。その起算は最終月経の第1日目を「妊娠0日」とする。まあ妊娠期間は260〜280日と言われているし、42週はほぼぴったり10朔望周期なので、これはこれでよいだろう。
■3■42週と84年とは、1週間が2年もしくは3.5日が1年に対応するわけだ。3.5日はぴったり84時間である。84時間と1年。これが胎児の期間と人間の一生との大まかな比である。この電話のあった翌日、画家の真島 健氏と温泉旅行をした。彼は最近自然分娩の現場に立ち合い、産婆さんに胎盤を見せてもらってから、その絵柄ががらりと変わった。旅の間中胎盤と胎児の関係を通じて世界を見る話をした。
■4■ほとんどの人にはすでにその記憶はないけれど、人間である限り誰もが胎盤とへその緒で1つになって、出産までの胎児期間を過ごしたはずである。この胎児と胎盤の関係は誰にとっても例外なき二而不二の関係の時ではなかろうか。胎盤なき胎児は有り得ないし、胎児なき胎盤はそもそもの存在意義が存在しない。母親と異なる血液型であろうとも、胎児と胎盤は同じ血液型のまま最後まで2にして1である。
■5■真島氏に限らず、現在では母親でも約1/4ほどしか胎盤を見たことがなく、病院では廃棄するのにもお金がかかる。見た者も血まみれでグロテスクだとか、思っていたより大きいとか、これが絆かと感動したなどと様々な感想を持つらしいが、一般男性の多くは、自分も一時期間違いなくお世話になった胎盤というものを改めて見直してみようと考えることにすら、相当の勇気を必要とするのではなかろうか。
■6■しかし母親のお腹の中で決して自分を見限ることなく、最後まで守り育み、命を紡ぎ続けてくれた胎盤を、逃げたり誤魔化したりすることなくイメージした時、自らの内側から感謝の気持ちが湧いて来ないだろうか。そして出産後は用済みの器官として切り話されて消滅した、その他ならぬ自分自身と二而不二の存在だった胎盤に対して、今生きていることの喜びと共に改めて感謝の念を持ちはしないだろうか。
■7■この関係は羊水中の水生生物からこの大気の中で呼吸する人間へと相転換した時に終わったのだろうか。別に感傷的になったりオカルティックになる必要はない。しかし物質として切り離されはしたけれど、異なる次元でその胎盤に相当する二而不二の存在が、自分が死ぬまで決して裏切ったり見捨てたりすることなく、自分自身を愛し慈しみ守り励ましてくれているとイメージできるのは悪いことではない。
■8■このような世界観は各地で多々散見できる。例えばメキシコ南部チアパス州のツォツィル族の霊魂観では、人間の1人1人と運命を共にする動物分身霊ヴァイヘリルがいる。人間が受胎すると同時に、山中で何らかの動物が身ごもり、両者は同時に生まれ落ち、死ぬまで運命を共にするという。保護神が守っているが、動物が傷つけばもう人間も傷つくし、人間が死ねば動物も死ぬという二而不二の関係である。
■9■ネイティブアメリカンの呪術的世界観の中でも、1人1人にそれぞれの守護動物の霊が存在し、そのメディスン・アニマルのキャラクターがその人の気質や行動パターンを特徴づけているとする考え方がある。またかつてのイルカブームの最中には、「人間の1人1人には自分と対になるイルカが必ずいて、地球の海のどこにいてもいつでもテレパシー的につながっている」という類の話しが語られていた。
■10■お気楽なスピリチュアル乗りのつながりも、呪術的な動物分身霊の世界観も、自分と対になる存在との時空を超えた二而不二的リンクという構造では、実によく似た世界観である。それゆえに自分一人で絶対的孤独には陥る必要もないし、いつもその自分と対になる存在を意識し、愛し信じて生きていけば必ずサポートがあるから、自分は肯定的かつ力強く生きていけるという信頼と感謝の双対関係なのである。
■11■「次元の分身」とか「夢見の体」とか「守護天使」などという表現も、多重多次元に連続する「私」の分身として想定できるならば、現代人でも科学的根拠の有無云々という発想とは別のところで、1つの世界観として受け入れる事ができるのではないだろうか。その考え方のみに固執して他の世界観を拒絶するような愚を犯さなければ、この「光の体」とのリンクは結構明るく生きる元気を出させてくれる。
■12■さて胎児と胎盤の二而不二の関係に戻ろう。これら様々な世界観における時空を超えた「分身」的な諸形態を、上下や優劣のある関係ではなく、次元を超えた自分自身と胎盤との二而不二的な関係として捉え直せないだろうか。もしくはこの全世界が自分にとっての子宮でもあり、その胎盤的な存在が指し示す未来への方向が、新たなる産道となるであろうとイメージしてみることも面白くはないだろうか。
■13■これはあくまでも個人的な二而不二のイメージ転用である。この身体の随意と不随意、交感神経と副交感神経、意識と無意識の総体を踏まえながら、自分の中で自分が自覚できない脳内における1/100 Hz刻みの左右脳への振り分けや、無自覚の内に数を繰り返し数えていることなどを考えれば、私自身が数えている時、私が自覚していない未知の私もまた、数と数える者を愛しながら数えている実感がある。
■14■数える私と数えられる物のほかに、同時に数を数えるものがいる…もしくはものがある。そしてその数えるものと私とは二而不二であることに気づくと、数えられている物と私もまた二而不二であるということに思い至る。見ることは数えることであり、数えることは愛することなのだ。数えれば最初から見られ愛されていたことに気づく。既存の数の在りようを超えて、新しく数え始めて行くことにしよう。
二而不二(ににふに)
- 2013.08.19 Monday
- ■自己他者問題と世界観
- 23:00
- comments(2)
- -
- by 小野満麿
■1■「二而不二」という言葉がある。元々は仏教の言葉で「ににふに」と読み、そのシンプルな意味は「2にして2にあらず」だ。現今の分別の上に成り立っている思考法においては、排中律を認めない論理学的には全き錯誤であり、数学的には有り得ない解であり要素である。しかし当たり前にそれはある。
■2■無分別を弁えた上で思惟分別の世界で数を数えると、それらの数同士にさらなる繋がりを見出すことができ、より福よかに数えられる世界が開ける。そこはまだ未踏に近い地である。しかしこれまでの何者をも否定することなく、それらを超えて新しき一歩を踏み出すことができる知と愛の領域である。
■3■二而不二は1よりも2よりも豊かだ。そしてそれは3も4も含んでいる。数の数え始めの辺りでわさわさと蠢いていた概念だと思っていたけれど、気がつくとそれは1と2という数え始めの根本から覆す数の捉え方であり、新たなる1と2を確かに知り、愛し行くために全く新しく数え始めねばならない。
■4■数える私と数えられる物のほかに、私が気づかなかった数える者が在る。その数える者と私とは二而不二であることに気づくと、数えられている物と私もまた二而不二であるということに思い至る。見ることは数えることであり、数えることは愛することなのだ。数えれば最初から見られ愛されていた。
■5■イン・ラケチ… I am another yourself …の新しい解釈を胸に、これまでのあらゆる数と数えられたものを無に帰することなく、それらに愛され慈しまれていたことを抱きながら、それらを超えて新しく数え始めて行こう。自己他者問題の解の方向性…。4人称には新たなる私と反転と二而不二がある。
そして…胎盤と胎児の関係は二而不二である。(…続く…のか?)
午睡に不思議な夢を見た
- 2013.08.18 Sunday
- ■日々の記録
- 23:00
- comments(6)
- -
- by 小野満麿
■夢を見た。人間がゾンビのように自ら思考しなくなる日が近い世界だった。それは長いことかけて巧妙に仕組まれてきたもので、もうすぐ最後の一鞭により、一気にそれは伝染病のように広がり行くものだった。ゾンビのように食い合ったりするわけでなく普通に生活するが、それが大災害であることは間違いない。
■各自の頭蓋の内にある、上方に進み行く道筋が閉ざされてしまうのだ。上方とは空間的比喩を超えて、次元連結の垂上方向であり、即物的視覚イメージで言えば、未踏だが秘密の洞窟やトンネルのように上に続いている。それを見出す意識や思考そのものを麻痺させる最後のスイッチが押される直前の世界だった。
■夢を伝える時点ですでに言語化や視覚化が必要となるが、いわばこの世界そのものを子宮内部とし、自らが胎児である現今の個人個人にとって、意識の方向性でもある人の新しい次元への産道を、周到な操作によって閉塞させ、そこに留め置くことによって、母体たる世界共々破滅させようという恐ろしい計画だ。
■上へと続く道筋を途中まで辿ってみた。他でもない私たち自身が形作った、誰にでも進み行ける、未だ光差さぬ栄光の道だった。人間を超えたものと人間という2極化ではなく、人間と人間でなくなった多数という分断された2極化である。自らを世界を統べる側に固定せんとする愚鈍の輩がその時を狙っている。
■今でもすでに、他者に共感する本来の能力が欠落している者がいる。列に割り込んだり他者を嘲たり、自らの視野狭窄によって生命のつながりを見失い、他者の苦痛や困惑が見えないままの者がいる。彼らを非難し、自らと切り離すことは実に容易い。しかし個人の責任に帰し分離するその発想自体が汚染効果なのだ。
■しかし教育によって、文化によって、仮情報によって、また科学的諸処理によって、作為的に人間を2極化しようとする者たちの戦略なのだ。しかし選民思想気取りの彼らには重大な見落としがある。1つはいつ何時でも様々な操作や規制を超えて、自主独立の志を持つ人間が自然発生するという人間種自体の戦略。
■そしてもう1つは、支配する少数の個体と気づかぬまま搾取され蹂躙される大多数の個体という発想構造そのものの欠陥だ。実際は自らも含めた各個人の一部である脳主体の自我意識が、他の大多数である身体への支配を強化したつもりで、身体の大部分が条件反射するだけの機械的有機生命体になるだけなのである。
■つまり実際は一部選民気取りの連中の好き放題な世界になるのではなく、人間としての構造の大部分が機械的になり、ふくよかに上に進み行ける力積を全体としても個人としても閉塞させようとする愚行なのだ。自ら切り開くものは滅亡はしない。しかし自他を含めた行く手を荒野化する暴挙は食い止めねばなるまい。
■確実に存在する上方への少し曲がりくねった道筋の確かさ。そして地震や津波や経済的破局よりも、さらに壊滅的な大災害である、種としての自傷自壊行為への秒読み段階。これすらも真剣度を増すための、人間種の自作自演なのかも知れぬ。ただ他者に問題解決を委ねることなく、自ら成すべきことをする時である。
■…いや、所詮うたかたの夢ではある。しかし…。
『エロ仙人の会』発足
- 2013.08.17 Saturday
- ■日々の記録
- 23:00
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- by 小野満麿
■先日、「宇宙食堂」で話をした後で、『エロ仙人の会』が発足した。かなりの域に達した爺さんながら、雲に乗って飛んでいてふと下界を眺めると、可愛いねーちゃんが行水しているのに目を奪われて雲から落ちる…みたいなのっていいよね!というノリで、自然発生したものだ(笑)。
■しかしこれはただスケベで欲情にコロリと負けちゃう、いつでもどこでもの全天候型欲情マシーン的な輩とはか細いながらもしっかりした一線を画しておかねばならないだろう。それなりに人の道とそれを超えた道を究めつつ、万事に完全自在ではなく、心の隙で裸身に心を奪われる手合い。
■自らの神通力で己の欲望に沿って他者を自在に操るというのではなく、日ごろはそれなりに世間とは少し距離を置きつつ人間の未来を考えたりしつつ、チラリと垣間見えた女子の色香にころりとひとり合気道。…聖人君主よりちょっと間抜けで情けなく、頼りなく正直で、…可愛いくね?
■しかし相手にもしっかり選択と拒否の余地があるので、その時のみでなくトータルに評価されるのでも単なる「仙人」ではなく「エロ仙人」。性欲礼賛ではなく生命賛歌。モロとエロは大違い。過激で激しいモロではなく、繊細なかそけきところにエロティックを見る感性も重要なのである。
■もちろん爺さんに限らず、この生命ベクトルがある人は老若男女誰でも『エロ仙人の会』にエントリーOKだ。…何の得目もないけれどね(^^)。
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■だいたい「仙人」というのに「会員」という時点でお間抜けで、そして会員だから外的にどんな特権があるのかというと何もなく、内的自負心とか美学とかへなちょこな気概とか、そのあたりでかろうじて共通項を持って、実はとてもエロティックな世界そのものに魅了されている半歩はみだし人間ということでいいのでは(^^)。
■論理的だと自得している言語の限界と、それを知らぬまま横スライド的な駄洒落だけで他者を納得させられると思っている素っ頓狂なものいい人の無責任さは、ここにきて物事の収束を大混乱に陥らせているくせに無自覚すぎると思う昨今。この熱波の夏なのに、言語センスと人間的方向性を持ちえぬ者の寒さに震える昨日今日…(^^)。あ、おれもかな(^^)。
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