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  • 2024.01.09 Tuesday
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綿棒多面体で惑星グリッドを








               ■次回作をお楽しみに   って、在るのか?












 

進行レジメと内容レシピ


■1■11月から長野県信濃大町、愛知県名古屋市、兵庫県神戸市、岐阜県岐阜市、福岡県福岡市と毎週立て続けに綿棒多面体のワーク&レクチャーが続いた。部屋の中で1人きりで製作していたら分からないことが、毎回新しく発見することができ、それらを順次新情報として次の会に取りこんで展開した。

■2■そして2013年12月21日(土)に福岡ヌーソロジー研究会主催の『綿棒で多面体を作る』というイベントでも、全体の進行レジメと内容レシピを製作して臨んだのだが、参加者に既知の情報を繰り返さぬよう準備した内容の多くを端折って進み、最終的に全員が「菱形30面体」を完成という結果になった。

■3■そこで今年1年の総括の意味と、参加者のみに示した内容も含めて、事前に準備したレジメ&レシピの一部をここで再現してみようと思う。先ずは綿棒多面体製作の先達にして現在も立体造形作家として活躍中の山本裕一氏の紹介をした後、綿棒による多面体製作の利点についての個人的所感を示した。

■4■3次元空間の中で立ち上がる多面体は、古きユークリッド幾何学では0,1,2,3次元に対応する「点・線・面・胞」という要素を持って表現される。ここで綿棒という「線」は双対立体間で用いられる「面点変換」という表現において、面と点の変換を、その支点的位置で等距離に見る視座でもある。

■5■また原子における電子配置や、核内の陽子相互間の安定位置は、全体としては自然に最も対称性の高い位置関係となる。これは分子やより巨大な物質同士でも、他の諸要素を取り払えばあてはめることができる。その最たるものがプラトン立体であり、準ずるものはアルキメデス立体や菱形多面体である。

■6■綿棒で対称性の高い立体を製作すれば、等しい長さなので接続部分が自然と等距離となり、またその面形状が正多角形となる。プラトン立体の定義は多々あるが、全ての線が等しいことはすでにクリアしているので、全ての点に集まる線数、もしくは全ての面の形状を正多角形とすればよいことになる。

■7■そしてプラトン立体における「3−4−5」の構造ルールを知っておけば、綿棒とそれらを接続するペーパーセメントで製作するのは案外たやすい。つまりどの点に集まる線数も3本ならば正4面体、4本なら正8面体、5本ならば正20面体となる。1,2本では立体とならず、6本以上だと自重しまう。

■8■また全ての面形が正3角形ならば上述の正4,8,20面体となるが、全て正方形であれば正6面体、そして正5角形ならば正12面体となる。こちらもまた正1,2角形は存在せず、正6角形だと平面にどこまでも展開して立体とは成らず、正7角形以上は自らと重なってしまって多面体にならない。

■9■これらの条件からプラトン立体はまた、全ての面心(各面の中心点)とだけで接する内接球、全ての線心(各面の中心点)をつなぐ中接球、そして全ての頂点と接する外接球の3接球を有している。また正4面体⇔正4面体、正8面体⇔正6面体、正20面体⇔正12面体が互いに面点変換する双対の関係である。

■10■この関係を元にプラトン立体を5種類とするか6種類とするか(正4面体を虚と実or裏と表の2種と捉える)、もしくは5とも6とも捉えられるとするかで、プラトン立体サイコロの総和が地球の太陽暦の1年の日数と照応するか、太陰暦の1年の日数と呼応するかという関係を見て取ることができる。

■11■つまり5つとして捉えて、そのサイコロの目の総和(4,6,8,12,20の3角数の総和でもある)を数えると10+21+36+78+210=355となる。これは月の12朔望周期日+1であり、また月の13公転・自転周期でもある。そして6つとして捉えると365となる。言うまでもなく地球の1年の日数だ。

■12■つまり5だと355で太陰暦的対応となり、6だと365で太陽暦的対応と見て取れる。これは円周の角度でもある360という数に対して±5でもある。さらに±6とすれば354と366で月の12朔望周期日および地球の1年間の自転回数となる。金星の自転と公転の周期でも、この12と13の関係として見て取れる。

■13■すなわち金星の12自転周期は243×12=2916日であり、同じく金星の13公転周期は225×13=2925日となる。これは共にほぼ地球の8年2922日に近似しており、金星と地球の5会合周期2920日とも重なっている。この期間に地球と金星は公転軌道上に大きな5芒星を描くということは良く知られている。

■14■点・線・面・胞…と次元数が0,1,2,3…とずれているれど、この0と1のずれについて考えてみよう。暦の数え方には0日0月0年0世紀というものがない。建築物の階は日本や東南アジア・北米は地上階が1階だが、欧米では日本の2階を1階と呼ぶ。つまり地上が0階なのだ。地下階は同じだ。

■15■ヌーソロジーでは次元観察をする視座は常に1つ上である。年齢の数え方にも、生まれた途端1歳となる数えと、生後1年が経って初めて1歳となる満の年齢がある。そう言えばこの菱形30面体製作には綿棒60本が4重で240本を用いるが、自分が今数えで60歳、つまり還暦であることに先日気がついた。

■16■余談。二十歳前は「人生は短い。歳を取り老醜を晒してまで生きる価値はあるのか?」と思っていた。しかしそれは生きてみなければわからない。英語ゼミの村岡教授が{人生はあなた方が思っているよりずっと長いですよ」と言った。生きてみた。今は自信を持って言える。歳を取るのは良いことだ。

■17■若い時は先達の何気ない言葉の有難さに何度も救われた。民俗学の大森教授は「本当に自分が読みたい本は自分で書くしかありませんね」と語った。経済学の大隈教授は「女性が子供を産むことは最大の創造です」と言った。生き急ぎ死に急ぎ狂い急ぎもあるけれど、ゆっくり小出しに狂って行きたい。

■18■さて1,2,3から3,4,5へという話だ。内耳の三半規管や眼球の左右・上下・そして左右回転の筋肉等の整体的構造と空間認識などからも、私たちは3次元空間に生きているというのが共通認識である。3次元にはその要素としてすでに面・線・点がある。数え始めたら既に2と1はそこにあった。

■19■生まれてみたら、すでに自分は3であり、1と2に対応するであろう父と母は最初から存在していた。多角形は3角形から始まる。安定するにはピアノのように3本の足が必要である。数は3から始まる。偶然だが綿棒の長さは今朝調べたら3インチ(≒7.6cm)だった。3が1なら12は10となる10進法。

■20■サークルゲノム。半径1/1の円の中に半径1/2の円を2つ入れると、その間に半径1/3の円がぴったりはまりこむ。そしてその3種の音の中心点を結ぶと、線長比が3:4:5の直角3角形が描ける。またその直角3角形にぴったり内接する円を描くと、その半径および直径の比は1と2に相当する。

■21■メートル法では1738kmと6357kmである月と地球の半径は、ヤード・ポンド法で表すと360×3=1080マイルと360×11=3960マイルとなる。これから月と地球の半径比はぴったり3:11であることが分かる。また月と地球を仮に接すると月と地球の半径の和は5040マイルだが、この数には60の約数がある。

■22■ピュタゴラスの直角3角形もしくはエジプトの直角3角形とも言う、辺長比が3:4:5の直角3角形。その3つの数の和は12、積は60で、シュメール・バビロニア由来の12−60進法とも直接関係が有りそうだ。3^2+4^2=5^2だが、これが3乗になると3^3+4^3+5^3=6^3となる。5と6のずれ。

■23■そして3,4,5から5,6,7の話。遥か昔、kohsen氏と高次元をどうしたら知ることができるとやろね?という話をしていて、彼は点・線・面・胞…と続く次元対応を、3−4−5を面点変換的に次元スライドして1−2−3して見て取れるのではというアイデアを出した。5−6−7も順次同様に。

■24■1−2−3に対して3−4−5で初めて正多角形が出現する。これに対して5−6−7で初めて正多芒星が出現する。すなわち5芒星、6芒星…などだ。そして7−8−9において初めて2種類の正多芒星が出現する。例えば太った7芒星と痩せた7芒星というように。さらに9では3種の多芒星がある。

■25■綿棒5,6,7本で輪を作り、それらかに多面体を構成して行く時、5本なら正5角錐となり凸立体となるが、6本だとどこまでも広がって収束しない6角形平面となる。また7本以上だと綿棒が届かずに真ん中に穴が開く。それを立体化しようとするとトーラス構造の立体となる。曲率反転の界面だ。

■26■正4面体の中心角は90度+19.5度の109.5度、2面角は90土−19.5度の70.5度である。正4面体と直角との差19.5度と、地球の赤道傾斜角23.4度、月の1自転・公転周期27.3日(地球の1年は365日だが、これを360度に見立てると角度としても層無理はない)とは、それぞれ5:6:7に対応する。

■27■如何なる意味づけからかは知らないが、kohsen氏はこの5−6−7という数を漢字の火−水−光に対応させていた。例え駄洒落であろうと腑に落ちればそれは意味がある。正統な「女の文字に乳房が入ると母となる」も異形な「男と女には+と−があり、父と母には×と÷が入っている」も腑には落ちる。

■28■7という数はある意味で、1から10の中心であるとも見て取れる。つまり1×2×3×4×5×6×7=7×8×9×10=5040である。この値は先に見た月と地球の半径の和をマイルで表した数値でもある。プラトンは『法律』第5巻で、都市国家の市民の理想的な戸数は5040であると語っている。












 


「別府温泉保養ランド」と市営温泉3つ



■別府のホテル屋上の露天風呂から、別府湾から登る朝日を見る。寒いけれど温かい風景。今年の冬至は22日つまり昨日だから、図らずもこの朝日は冬至開けの最初の太陽というわけだ。冬至は北半球では昼が最い。ケルトなどでは太陽が復活しゆくこの翌日を新年としていた。太陽黄経が270度の時であり、西洋占星術では冬至を磨羯宮の始まりとしている。

       

■同行した有馬氏と岡本氏が、ホテルを出て福岡に帰る前に、1つ濃いい温泉に入りたいというので、非常にレアな…というか究極の泥湯である「別府温泉保養ランド」に行くことにした。鉱泥がぬるりと纏いつく温泉は強烈なインパクトがある。滝湯、泥湯、コロイド湯、露天、蒸し湯とバラエティに富み、施設は古いが温泉としては最高の部類だと思う。



■数年前に行った時は、泥湯露天は完全混浴だったのだが、今回は部分混浴(分けてある)になっていた。お湯は白濁したコロイド状の細かい粘土質のお湯で、皮膚の弱い人にはお勧めしないが、パックにするとつるつるに。なぜかカップルが少なくない。風呂から風呂への移動が、気温が低いのでかなり寒いが、湯につかればにんまりする心地よさ。後ろに写っている外人さんは日本在住の80歳で、数年前に日本人の奥さんをなくしたのだとか。



■別府から高速に乗って博多に帰る直前に、近くの木盛の龍っつぁんちにふと立ち寄ってみようと思い立って、そこで下してもらった。以前お邪魔した時いなくなったりいろいろと事件があった子猫&親猫がどうなったか見に行くためである。突然なので誰もいないかもと思いつつ、テキトーに歩いてすんなり辿りつけた。あまねちゃんとお友達2人がいた。

■三毛猫、見た。お昼の食事をする直前だった。優しく大切に育てられた猫はおとなしく人懐こい。猫と遊んで、お昼をいただいて、高速夜行バスの予約を取るためにそのまま食い逃げ状態(^^)でバタバタと別府駅行きの路線バスに乗った。この日はたまたま北浜で花火大会があるということで、街中はいつもより雑踏が賑やかだ。市営の温泉を幾つか入る。



■北浜温泉テルマス。海岸沿いにある市営の大きな公衆浴場で、斬新なデザインで設備も新しい。多数の浴槽があるが、外に水着着用で入られる大きな屋外健康浴用の露天風呂(むしろプール)が最もユニークであろうか。ただしこれは水着をつけなくては入れないので、レンタル水着もあるが今回はスキップ。この施設で入場料は500円とリーズナブル。



■お湯は単純泉だが、飲泉用はナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉らしい。源泉かけ流しと循環の併用。この日は夜に花火もあるり、クリスマスイブの前日でもあるからか、客ほとんどいなかった。2階休憩室は建物の形状に沿った3角形である。一人だけいる客をよく見ると、電源をコンセントから盗電しつつPC等を動かしていた。これだけ客がいないとありか。





■昭和11年に市営になったという海門寺温泉。別府駅から海に向かって、やよい天狗通りの反対側にある。徒歩約5分。夜は照明がつくので昼間より見つけやすい。別府の市内の温泉銭湯のイメージより少し大きく、湯船はぬる湯(約42度)とあつ湯(約44度)に分かれている。ナトリウム−炭酸水素塩泉。2010年2月にリニューアルしたそうだが、入浴料100円は据え置きのままで実にリーズナブルである。





■別府市の市営である田の湯温泉。こちらは別府駅から山側に徒歩で5分ほど。こちらも平成11年に新しくなったらしいが、外観デザインノもかなりユニークである。名前~想像できるように、その昔は田んぼの中にあり、畦道を渡って遠くからも日々の疲れを癒しに人々か訪れたとか。湯は無色透明、無味無臭でさっぱりとした単純泉。体を洗う湯も湯船から取って使うようだ。少しだけ熱めの湯が寒さには効く。 













別府鉄輪温泉「ホテル風月HAMMOND」その他



■昨日の綿棒多面体レクチャー&ワークの後の温泉ヌースとして、今日は朝から有馬さん、岡本さんと共に別府に来ている。先ずは別府を見下ろす高速のサービスエリア展望台から、別府の町と別府湾を見下ろす。晴れてはいるが風は冷たく寒い。



■まず宿に入る前にすぐそばの温泉施設「ひょうたん温泉」にて暖を取ることにした。個人的には再訪だが、記憶の中のそれとは少しずつずれがある。露天風呂・広い打たせ湯の瀧湯・岩風呂・檜風呂などの他、砂湯・無視湯などもある。ここも湯量豊富で、全て源泉掛け流しである。



■3連休の昼食時と重なったからなのか、施設内の食事処の温泉蒸気で調理する『地獄蒸し料理』は満席で1時間待ちだった。とても待てないので、近所の「里の駅かんなわ」を教えてもらってそこでお昼。こちらも蒸し釜が満杯でしばらく待ったが、足湯につかり別府湾を眺めながら地獄蒸しを頂く。



■有馬氏が取っておいてくれた今日の宿は「ホテル風月HAMMOND」。周囲は蒸気が立ち上る地獄地区のただ中で、階上から見るガラス窓の外には、もうもうと吹きあがる地獄地区の温泉の湯気の群れが。ここは別府温泉地獄地区という極楽なのである。このあり得そうでなかなかない街中の風景。



■今回の部屋はこんな感じ。大きな窓から別府湾が見える。有馬さんと岡本さんと、ヌーソロジーその他に関して、温泉に入りながら語り続けることになる。これが本当の温泉ヌースである。有馬さんや岡本さんの豪快磊落・壮絶極端かつ人間味あふれる人生はいくら聞いても効き足りない(^^)。



■到着して先ずは8階屋上の展望露天風呂につかる。また内風呂も成分総計3.992gの濃いい塩化物泉で、硫酸イオンも多く含有している。pH値は3.9と思ったより酸性値が高い。鉄輪界隈では、「地獄」とは穴の底から熱湯や水蒸気を噴き上げるさまを言うらしいが、少なくとも千年以上前からこの地獄は知られている。







■ようやく眠りに就く前にベッドで少年ジャンプを読もうとして寝オチしてしまったらしい。年末の突然の毎週末多忙シリーズを終えてホッとしたのと、温泉に入ってビールも飲んで、話もしこたました後だったんだけれど、ジャンプを読む快楽に眠りが優先したのは久しぶり。画像を撮ったのは有馬さん。

■ちなみに少年ジャンプだけはずーっと毎号買って読んでいる私。ずっと毎号家に置き、半年とか1年分まとめ読みする快楽は知る者にしか分からない。…しかし今回はどうしても重さに耐えかねて別府に置いてきてしまった。マンガに関してはまた後日ということで、間抜け姿さらして笑いを取ろうとするプロ魂(何の?)。 



■ホテル風月HAMMONDの敷地内には、日帰り温泉施設である和風の建物「夢たまて筥」があり、ここのホテルから通路伝いに直接行くことができる。ネットなどの案内では入場料は宿泊者が当日は半額、翌朝は無料となると書いてあったが、当日も無料券をチェックイン時に配るシステムになっていた。夕食の後、部屋で酒盛りヌースの前に少しだけ覗いてみた。



■泉質はホテル風月HAMMONDのお湯とほぼ同じナトリウム−塩化物泉で、無色透明無臭だが、温度調節のためという名目で、加水の割合が多いのかこれといった特徴のない普通の湯という印象である。浴室は室内にジャグジー・電気風呂・寝湯に浴槽が細かく分けてある。屋外には露天風呂と打たせ湯のほかに、箱蒸し風呂があり、これは入ってみて面白かった。



■浴室エリアから出て食事などをした後、再度入浴することができないシステムなのだが、2度入り防止を徹底するために脱衣所からのれんをくぐって出るとすぐに従業員さんがロッカーの鍵を回収しに来る。こちらはホテルからの無料券なので特に気にしないが、まあそこまで徹底しなくてもとも思う。また浴槽のすぐ横にTVがあるが、これもどうなのだろう。

■別府は総じて湯量豊富なので、循環とかけ流しの併用に加水というシステムゆえにか、お湯のパワーは強く感じられない。まあしかし平日はAM7:00〜翌AM2:00まで、土・祝前日は24時間という時間や正規料金500円という値段は、他地域の温泉施設に比べれば適切であろう。夜遅くの入浴だからだろうか、内風呂の照明がずいぶんと暗く落としてしてある気がした。 



           ()夢たまて筥の画像はネット上からの借用である。


























綿棒多面体制作 for 福岡ヌーソロジスト



■早朝に高速夜行バスで博多に到着。迎えに来てくれていた有馬さんの車で、香椎のシェアハウスに移動。途中で朝ラーつまりラーメン定食。久しぶりの博多ラーメン、美味し。シェアハウスに着くとかつて佐藤博士が住んでいた部屋に入り、ここで諸準備開始となる。朝風呂をいただき、生き返った気分でこれから「綿棒多面体for福岡ヌーソロジスト」の仕込みである。

■今日の参加者は名も地位もある研究者・学者・探究者・オタクなどが多いので、肩ひじ張らず(いつもか^^)こちらからいろいろ学ばせてもらうつもり。姿勢は正しても性根は正せない。正すと私でなくなるし(^^)。さて画像は菱形12面体を従えた菱形30面体。もうひとつは菱形6面体なんだけれど、普通正6面体もしくは立方体というもの。一応整理しておこう。



(1)正4面体と正4面体のカップリング→ケプラーの星型8面体
   ・重畳部分→正8面体
   ・頂点を結ぶ→菱型6面体(=正6面体=立方体)
      →菱型の対角線の比は1:1

(2)正8面体と正6面体のカップリング→正8−6相貫体
   ・重畳部分→ベクトル平衡体
   ・頂点を結ぶ→菱型12面体
      →菱型の対角線の比は1:√2

(3)正20面体と正12面体のカップリング→正20−12相貫体
   ・重畳部分→ベクトル平衡体
   ・頂点を結ぶ→菱型30面体
      →菱型の対角線の比は1:φ



■参加者の多くはヌーソロジストであり、ヌーソロジストたちはプラトン立体や面点変換などの概念はすでに身に沁みこんでいるはずなので、普通ならば点・線・面・胞…から始まり、先ずは正4面体から制作して…という流れをすっ飛ばし、ベビー綿棒60本を用いていきなりつい最近把握したばかりの5芒星12面からなる正12面体をの制作から開始すること。

■しかし最初から着色してペーパーセメントを着けて乾かし、5芒星を12個こしらえて籠のように正12面体を編むという全行程の数十分をわけもわからずこなしてもらうのも心苦しく、着色工程を省略して形の絶妙さから入ることにした。口上では正8面体、正6面体の系の3重対称性と4重対称性に対して、5重対称性の黄金比φを用いる領域に入るとも。



■さらにその後、60本を用いて小星型12面体の制作、さらなる60本で大きめの正12面体、そして最終的な60本で菱型30面体の制作へと進む。途中、多層の境を明確にするために自ら着色する人も多かった。細かい説明はあえてせずに制作することで、左脳的理解以前に右脳的把握を目論み、それぞれの人がマイペースで制作し、そして休憩してもらうことにした。

■最終的には全員が菱型30面体を制作することができ、それらをまとめてブラックライトを照射してみた。内部構造まで示されたこれだけの数の菱型30面体を見るのは圧巻だった。制作後kohsen氏が正12面体と正20面体、及びこの時期にそれらをカップリングすることのヌーソロジー的な意義を、プチ講義的に語ってくれたのも実に意義深く、またありがたい。



■この菱型30面体から惑星グリッドまであとわずか半歩である。この各面を4分割することで惑星グリッド(UVG120)へとつながるという話や、この菱形30面体を自ら制作し、この構造を共有する人が増えると、地球そのものの諸問題の少なからずは解決し、次への跳躍がしやすくなるに違いないという所感も忌憚なく表現させてもらうことができた。

■地球や個々人の身体や微細領域から大宇宙の構造までと重なり得るのではという話をはさみこむくらいで、それ以上の話をする必要がないほど呑み込みが早い。人々も時代も心地よいスピード感を感じる。画像は綿棒多面体制作のワークが終わり、忘年会まで残ってくれた方々が、飲み食い語りした後の集合写真。有馬さんの懇親のもてなし料理も絶品至極である。













60+60+60+60…空間の線的認識


■明日の福岡での「ヌーソロジー研究会」における綿棒多面体ワーク&レクで、参加者がどれだけ綿棒に蛍光ペンで着色してペーパーセメントを着けて乾かし、菱型30面体(最新バージョン)まで完成させるのに物理的な時間がかかるか、シミュレーションも兼ねてタイムトライアルしてみた。いっぱいいっぱいやっても、どうも2時間以上かかってしまうようだ。

■最後まで制作できない人はそこでいったん中断してもらうか、最初と最後以外は蛍光ペンでの着色をしなければ、1時間半枠でできるだろうか。他にもまだ大物があるんだよなー。最初からのお約束のプラトン立体も制作しなくちゃなんないし、そもそも何をしているのかや多面体の持つ意味等も話さにゃーならない。時間が足らない。相手はヌーソロジストだし(^^)。 



(1)まず核となるとなる、ベビー綿棒60本から面が5芒星の正12面体を作る。1辺が1本の正12面体との辺長比は1:φでコンパクト。というよりこれ単体でもかなりカッコイイ黄金比の塊のカゴである。



(2)正12面体の各面に、長さ1の5角錐を着ける。全部でこちらも60本。この形は小星型12面体という立体。星型黄金比図形の塊ともいえる立体。これもかなりかっこいい。



(3)さらに60本を用いて、小星型12面体の凹部から3本ずつ立てて、頂点をつなぐと正12面体となる形状を加える。ブラックライトを当てた時、そこが抜けて見えるように軸は黒で着色してあるので、背景は白にしてみた。



(4)最後に正12面体の頂点をそれぞれこのようにつなぐと菱形30面体となる。これまた綿棒は60本である。12面体の各面に5本ずつ用いるので5×12=60。空間に黄金比と60が満ちる。



(5)そしてブラックライトを当ててみるとこうなる。今回は一番外側の菱形30面体の軸を黄色の蛍光マーカーで着色したのだが、発光すると黄緑色になってしまっている。それぞれの立体及びその接続が見てとれるだろうか。



(6)初号機+内部に大小星型12面体を含む立体とのスリーショット。手前が今回の作品。左後ろが初号機。やはりオレンジ色が最も発光してみえる。右後ろのものも菱形30面体だが、正12面体の外側に各面5本用いた5角錐をつけて、ダ・ヴィンチの星型としたものを微調整してある。綿棒だからできる荒業。中心に小星型12面体が燃える。













我が家の新しい構図



■愚妻が撮った画像に「我が家の新しい構図」とタイトルをつけていた。新しき黒猫オオデル、コデルの2匹は確かにシーサーか狛犬(猫だけど)のような配置。そして安置されているのは私かと思いきや、机上棚トップのプリンター上に鎮座するみかんであったのか。そして机の右上には綿棒多面体が…。












 

2つの菱形30面体



■私は今、誰にも上手く伝えられないまま、えらく感動している。正12面体を綿棒を用いて制作したのだけれど、綿棒5本でそのまま正5角形のものと、同じ5本を5芒星の形にして制作したものとを作った。つまり辺長比が1:φの2つの正12面体である。

■前者はその内側に大星型12面体と小星型12面体が入っているものであり、後者はその外側に小星型12面体が重なり、さらに頂点を結ぶと正12面体となる。後者の各頂点を結ぶと菱型12面体になるのだが、前者の外側にも菱型30面体ができたのである。

■2者とも軸の交差や1点に集まる軸数が多いので正確かつ精密な菱型30面体としての成形は物理的に不可能なのだが、それでも綿棒の綿部分の伸縮が少し自由が利くのでを上手く調節すればそれに限りなく近づけられる。そしてブラックライト点灯! 















年末の京都日帰り旅



■今日は義母、義叔母、義妹2人、愚妻と共に、日帰りで京都の大谷祖廟にお参りに行って来た。みんなは行きの新幹線は「17日の17号の7号車7番」で何となくラッキーな感じだったようだが、私は直前まで参加できるか分からないのでひとり自由席(^^)。

■5人で予約席が連番だから、6人掛けで向き合っていけるんじゃない?と言われて一緒に乗ったら、7番のABCDEだった。3人掛けと2人掛けの横1列の連番やんけ。しかたなく自由席まで移動し、京都到着後ははぐれてはいかんので慌ててまた7号車付近まで。

■東本願寺がまだ大改装中なんだけれど、巨大ロボット格納倉庫みたいになっていた。内部はもちろん古き良き格式と伝統だったのだが、外見は味気ない。お参り後はタクシーに分乗して円山公園はたにある大谷祖廟に移動し、お参り後は京料理いそべでお昼。



■予約していなければ食べられない「ゆば懐石」を食する愚妻らを尻目に、お店の定番っぽいいそべ膳を食することにした。美味しいのだけれど、次々に出てくる湯葉尽くしのコースを見ているとちょっと羨ましい。今度はあれを食することにしたい。

■その後は散歩がてらいろいろなお店を覗いて買い物。私は帰りもまた別の車両なのだから、みんなと別れて温泉につかってゆっくりしていこうと考えていたので、荷物にならぬよう何も買わないでいた。まあ結局歩き疲れて一緒に帰ったのだが(^^)。

■いつもと比べて人影も少ないと思っていたが、清水寺に近づくに従って人通りが半端なく増えてきた。耳を欹てていると韓国語や中国語らしい。もちろん西洋人もいる。少なからずの人たちが和服着付けサービスを利用していた。しかし人種は争えない。



■相変わらず沢山の店の品ぞろえがいつも新鮮で、多くの店にじっくり立ち寄ってみたいし、沢山あるちょっとした料亭や食事処にも端から入ってみたいところである。もちろんそれには住み着いても及ばないのではあるが。相変わらず京都は居心地が良い。

■清水寺は工事中の部分があったが、とにかく入場する。漢字一文字で表した今年の「和」を見たりしているが、やはりいつも以上にフォリナーが多い。3姉妹と義母と義叔母…そうか女子会的なたびだから、買い物に次ぐ買い物なのだなと最後に納得。

■少し疲れたまま新幹線乗り場に移動。そこで別行動の予定が疲れて一緒に帰ることに。愚妻の万歩計では今日だけで軽く1万歩あるいていた。単純放射能冷鉱泉だからと思っていて、結局今日もまた北白川天然ラジウム温泉には入れていない。京都は近いな。 















第8回福岡ヌーソロジー研究会



■今年最後にして2013年総仕上げの綿棒多面体制作と、それに付随する世界観の共有をヌーソロジストの一大拠点福岡にて敢行します。その後は今年度の忘年会へとなだれ込むことになります。盟友kohsen氏も参加して綿棒多面体を制作してくれるとのこと。カタチと構造に関して、様々にすり合わせしたいと思っております。

■主催者がオープンにしている内容は以下のようになっていますが、連絡先が個人の携帯番号なので、こちらでは一応伏せてあります。今しばらくはまだ私が直接打診できますので、興味がある方はこちらのコメント欄なり、メールなりで直接メッセージしてみてください。

   ■■■■■第8回福岡ヌーソロジー研究会■■■■■

トーラスさん幾何学ワークショップ & 忘年会
トーラスさん(小野満磨さん)の綿棒による多面体(プラトン立体)の制作指導とあわせて、多面体の意味についてのお話を伺います。半田広宣さん参加予定。

■日 時: 12月21日(土) 午後12時 〜 午後5時頃  終了後忘年会    

■場 所:「シェアハウス香椎」コミュニティルーム
     福岡市東区香椎4丁目7−17 (香椎宮の近く)

■参加費:2,500円 (材料費含みます)   忘年会 1,500円

■連絡先:こちらのコメント欄で直接私にメッセージをしてみてください。
      もしくは 
maro.ono@nifty.ne.jp へ。

■交 通   *自動車  駐車6台〜7台  
  *天神からバス(27B 28B 27N)   天神3丁目or 天神郵便局前 → 勅使道
    (乗車時間約30分) 「勅使道」下車 徒歩3分
  *JR鹿児島本線「JR香椎」下車 徒歩 10分
  *市営地下鉄「西鉄香椎宮前」下車徒歩 10分

【福岡ヌーソロジー研究会】「ヌーソロジー理解を深め、変換人を目指す」ための懇談会です。この趣旨に賛同する方 興味のある方はどなたでも参加できます。

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