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  • 2024.01.09 Tuesday
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綿棒による菱形12面体のクイックガイド









■27日の「綿棒多面体を作る」では、ほぼ対角線で作る正6面体から、3角錐を8面、4角錐を6面立ち上げて、その頂点を繋いだ形が菱形12面体となるとの軽いブリーフィング以外はノーヒントで製作してもらった。その後のフォローがないまま終了してしまったので、改めて簡単に制作過程を復習しよう。

(1)ベービー綿棒を2×6=12本用いて、各面が対角線で×の形になる正6面体を作る。結果として形はケプラーの星型8面体になる。赤で表現。

(2)その2つの正4面体の各面に、3角錐を立てる。(正4面体のダ・ヴィンチの星形化×2)3×4×2=24本。白い綿棒で表現。

(3)見にくいので別にしてあるが、正6面体の各面から正4角錐を立ち上げる。(4×6=24本)黒い綿棒で表現。正6面体のダ・ヴィンチの星形化。

(4)(2)と(3)はどちらから先にやってもよいけれど、それらの頂点を、14本の通の綿棒で菱形につなげば完成。黄色で表現。


■これは全部で84本の綿棒使うのだけれど、会場で製作中に気がついたのは、84年が天王星の公転周期であり、トランスサタニアン、つまり数千年来の1週間7曜日の月火水木金土日の、肉眼で見える最遠の土星のその外側に、2013〜2014年あたりに私たちの意識も飛び出したのだなあという現実的感覚である。

■そして現在の私たち日本人の平均寿命もまた、昨年までで83.6歳ほどと、84年に漸近しているという事実もある。 関係ないもの同士の間に、数と形という(数学と幾何学ではないところに注意。ましてやフワフワのスピでもない)強力なアイテムで、相似と同型、共和とホロンを見て行くということは重要だ。

■そしてそれをガチガチの学問だけではなく、この同型対応視からその1つ奥にあるものの存在想定を、ハイレベルのダジャレやお笑いとしても共有していこうというのが、観音企画の目指すところの1つだと、私はズバリ読んでいる。なりふり構わぬ関西のお笑いセンス体得云々もそこに本意があるのである。

 

 











 


開けて28日の神戸にて

    ■ パンケーキの上の惑星軌道

      

「3つのケーキ皿の外接円が金星軌道。
3つの重心をつないだ円が水星軌道。
それでもってこの円に外接する正方形を…」
「はようお食べ」
「はい…」
(笑笑笑)



■という現実に被せて人々をより簡単な世界観に引きずり込もうという、これもまた観音企画のfacebookを用いた洗脳ではないかという疑惑が(笑)。左手が重心を、右手が外接円をトレースしているところ。それにしても良く撮ったなあ。おそらくこういうことを言いたかったのであろうと推測される。



■そしてこのように止めないでいると、各惑星間を簡単な幾何学的図形をはめ込むことで連結できるということを示しながら、最終的にここまでの話をしちゃおうとしていたわけだ(^^)。いやそれ以前にパンケーキ食べ終わるだろが(^^)。

       ■ 神戸市湊山温泉 

  


■昨日、ようやく至福のラチカンキンからリリースされた場所は、神戸の湊山温泉の前。六甲山に繋がる有馬街道から少しだけ入ったところにある、町中のどこにでもある普通の銭湯のいで立ちで、地域密着型の温泉施設なのだが、なんと開湯は平安時代に遡る。つまりいわゆる「千年温泉」というものだ。

■それだけの間ずっと途絶えることなく湧出している湯に浸かるというのが、温泉好きにはたまらないミッションなのである。もちろん源泉掛け流し。湯温が26度Cほどなので、幾つかの温度に湧かせて提供しているのだが、もちろんそのままの温度の源泉浴槽もある。浸かってみる。くーっ、染みてくるーっ。

■循環は一切なしで、加熱した源泉と冷泉を混合調整して加えることによって、ぬる湯、低温湯、中温湯、高温湯と浴槽を分けてある。さらに金綱氏の源泉風呂もあり、この薄茶鶯色の源泉を体感したい者にとっては、敷居の低い銭湯感覚がまたたまらない。体に染み込ませた後は、神戸まで徒歩で行き帰路に。

(※)泉質はナトリウム・カルシウム-炭酸水素塩・塩化物泉。湧出量150L/分(掘削・自噴)、6.33pH。ラドン含有量56.5Bk/kg。湧出時泉温26.8度C。

残念ながら浴室内撮影は自粛。そしていつものように入口の前で自撮り。意味も無くチョイポーズ取る私(笑)。












 

兵庫県神戸で綿棒多面体



■前回も泊った神戸にある温泉宿泊施設「万葉倶楽部」に今回も宿泊した。体を伸ばせる温泉は勿論だが、横になりながら時間の許すだけマンガが読める個の環境が結構気に入っている。チェックアウトの午前11:00少し前に、有難くも玄関前で観音企画に再びラチられて、会場である生田文化会館に向かった。

■前回1度すでに綿棒で多面体製作はしているので、今回初めての人もいるけれど、最初にブリーフィングと称して1時間半ほど、プロジェクターを用いて駆け足で関連情報を話すことにした。製作を開始すると足並みが揃わないので、途中で諸情報を指し込みにくくなるからだ。そして菱形12面体を製作する。

      

■今回の参加者は様々なジャンルでの第一人者が多いので、話の内容はプラトン立体そのものはすでに知っているという前提で、プラトン立体の双対関係の3つ組から、その相貫体の共通部分としてできるアルキメデス立体、及び各頂点を結んでできる菱形系立体の関係を見た。5個と見るか6個と見るかの差。

■プラトン立体5種の全ての面の和は50、全ての点の和も50であり、面点変換はこの50+50の和、完全なる数100の上で成されているということはもちろんだが、対称性が高いこれらはそのままプラトン立体サイコロとしても用いられる。その全ての目の和を数えるのに、5個だと355、6個だと365となる。



■月の12朔望周期は354日、13自転・公転周期は355日であり、地球の1年は365日である。すなわちプラトン立体を5個と見ると太陰暦となり、6個と見ると太陽暦となる。5芒星と6芒星の関係、倍の10進法と12進法の関係、水星と金星、πとφの関係などが、プラトン立体と無関係そうなことが見て取れる。

■プラトン立体の体積比を3接球を介して1:2:3:5:6:8:9:12と見て取れること、月の1日を基本として、水星の自転・公転・地球との会合・金星との会合・水星上の1日、金星の自・公転の平均・ツォルキン、水・金・地球上の1年の和が1:2:3:4:5:6:8:9:10となることを示した。







■菱形12面体の製作は最初に少しだけこうして作るのだという方法を示しただけで、後はほとんどノーヒントで製作していってもらったので、思いのほか時間がかかってしまった。しかし最終的には殆どの人が製作し終えて、ブラックライトの傍で回転させたり並べたりした。やはりそれなりに盛りあがる。

■菱形12面体の製作は最初に少しだけこうして作るのだという方法を示しただけで、後はほとんどノーヒントで製作していってもらったので、思いのほか時間がかかってしまった。しかし最終的には殆どの人が製作し終えて、ブラックライトの傍で回転させたり並べたりした。やはりそれなりに盛りあがる。

■プロジェクターの関係から、部屋の中を閉め切って暗くしたので、エアコンが動かず少し暑かったけれど、参加者や観音企画のおかげでアットホームな感じでしゃべらせて頂いた。本当に感謝の限りである。画像は自撮りできないもので。Singh Hashimoto氏および観音企画その他より借用させてもらった。

     
              寺西美恵子さん撮影

■終了後、少し場所を移動して懇親会がスタート。参加者はそれぞれの道の一流人たちばかりなので、様々に濃いメンツだった。唯心論数学(そうなの?)の佐藤博士とカタカムナの吉野先生の出会いの日になり、カタカムナと複素数のからみが始まっている?私も『人類が神を見る日』の英訳の方の話を聞く。



■個の画像のタイトルは『ゲシュタルト崩壊祭♬ー』左から川瀬統心氏、私、Sato Hakase。「このお三方で、このポーズにはぴったりのタイトルと思われまする〜w」とは撮影者の弁。しかしなんというタイトルだろうと思いつつも、否定できない軍団なのがまた何とも言えないわけでして(笑)。

■「ゲシュタルト 崩壊してても 大丈夫 3人集まりゃ モンチッチの知恵」(ダメじゃんそれっというツッコミが内面から瞬時に…笑)まあもっとも胞解すべきは人間型ゲシュタルトだから、それはそれで良いということになる。それにしてもこの日は、痛風もほぼ消沈ということでビールを飲みました。

      

■観音企画のリポート。

深夜、打ち上げ反省会を終えて帰宅途中、自転車の前かごにいれてあった菱形12面体に、通りすがりの若者が反応!
 若者「え!これ綿棒!? スゲえ!これなんですか!?」
わたくし「えっ…きっ幾何学…」
 若者「幾何学ってナニ?」
すみん「ぴ、ピラミッドとか…」
 若者「あー!」
わたし「いる?」
 若者「え!ほしい!いーんですか!?
わたし「えっ!マジでいるの!?」

そんなわけで、お持ち帰り頂きました…ってそんなことあるんか!?
 時代がアレになってきましたね!(笑)















 

滋賀県大津で綿棒多面体



■名古屋からJR石山駅に行くには、一旦新幹線で京都まで出てから琵琶湖線で戻るのが一番早い。ネットで11時到着から逆算して、観音企画に駅到着は10時50分だと連絡しておいたのだが、考えてみたら新幹線も琵琶湖線も数分おきにバンバン出ているのだから、少し早めにふらりと旅立つのもいいと思った。

■京都駅で乗り換え、石山駅に着いてからも周辺の雰囲気をのんびり味わった。そろそろ観音企画が迎えに来てくれる頃かなと思いつつ、駅前であしなが募金を訴えている女子高生たちに目を向けていた。この後少ししてからラチカンキンされることになるのだが、遠目から撮影されていたのが上の画像だ(^^)。

      

■発達障害児の未来を本気で考えていらっしゃる「ひらめき集中塾」塾長の柏原由樹氏に出迎えて頂き、会場の試遊館へ。準備を終えてスタート。この絵づらは何かアヤしい感じもする(笑)。まだ痛風完治ではないので、過度の負担をかけぬよう慎重にサンダル履き。手前の女の子の一生懸命さが救いです(^^)。

■ところでこの長袖Tシャツ、結構お気に入りだ。15年以上前に友人の小野カズヤ氏が描いた蛍光画材入りの幾何学的作品を、これまた友人のTシャツ製作者が色料にも蛍光色を使って特別に製作した逸品です。蛍光色入ってるから、プラックライトを当てると多面体と同様に輝く。こんな話にはちょうど良い。



■それぞれ蛍光ペンで着色してもらった綿棒を6本、12本、30本用いて、正4面体、正8面体、正20面体を製作する。身体で繊細な感覚を感じる参加者の瀧本由美子さんが、自分で製作した正20面体を頭に幾何学立体を載せ瞑想し始め、気持ちE〜!を連発する。するとお隣の畑田氏も頭に乗せて…瞑想開始。



■本当に温泉に入っているようにもう何も考えられないほど心地良いらしく、敏感な感覚の持ち主はこのように反応するのかとこちらも驚いた。決して良からぬ有りようではないので、こちらも調子に乗って偽ハンドパワーの真似事を。誤解者はいないと思うけれど、単なる遊びですからね。パフォーマンス。



■上の2点の画像は畑田圭亮氏撮影のものを借用。左は多面体製作後、ピンライト(ここでは懐中電灯)で投射してそのシルエットを見るというフェイズで、瀧本由美子さんがサンプルの菱形30面体を持って回転しつつ、自らも踊り始めた時のもの。何やら新しいエネルギー表現方法が創出されいく感じがした。

■右は終了後の画像と思われる。左から色づけされた正8面体、ケプラーの星型8面体、間に正4面体を挟んだ正20面体が3つ。野外の綿棒多面体も新鮮な感覚を与えてくれる。なお下の6点の画像はいずれも観音企画撮影によるものだが、製作終了後に全員の作品を順次ブラックライトの上で回転させてみたもの。







■回転させるとその軌跡や残像がネオンサインのようにきらめき、思っていた以上に輝くので歓声が上がる。大人も子供もシンプルに驚き喜ぶ瞬間だ。特に自分が製作したものがどのように見えるかは、ブラックライトに当ててみたり、回転させてみなければ分らないところも面白い。多面体の面白さは届いただろうか。





■正20面体の3連コンボ。SLの3連結をイメージさせる重厚・充光さである。1つ分かることは、同じ色の蛍光ペンも製作会社によってそれぞれみんな微妙にあるいは大幅に異なる発色となるということ。そしてここで意外に重要なのはプラックライトの波長が365nm(ナノメートル)であるということだ。



■大津で終わったと思ったらそのまま車にラチカンキンされて、神戸のとあるお店に辿りつくと、そこには美味しいディナーが待っていた。食後にはそこがそのままLIVE会場に。数時間前に作った綿棒多面体を仕切りの上に乗せて観賞。するとすぐ前のお客さん達が何ですかこれ?とかしっかり喰いついてきた。(笑)

■このそれぞれ実力と実績のある3人からなる音楽ユニットは、近日中にネパールに行って演奏するとのこと。いつもは演奏しないオリジナル曲の曲名が『 ◯(まる)と△(さんかく)』であることも不思議なシンクロらしい。他の曲も含めて、この夜はじっくり堪能させて頂いた。観音企画の粋な計らいに感謝。



■この画像は観音企画ツートップの1人鈴木寿美子殿と。どっちがどっちという話は、見れば分かるけれど見ないと分からないままで、「す」が3つ入る名前の寿美子殿の隣りにいれば私は「みすまろ」となり、逆に寿美子殿は六甲山の水「まろ」を飲んだ「みずまろ」もしくは「すみまろ」ということに(^^)。

■一見、「女の子二人みたい!」と言われそうな、もしくは真逆に「二人の男の子みたい」とも言われそうな…?(笑) しかし4値論理で見れば、「男である」「女である」を超えた「男でもあり女でもある」でええねん(^^)。これが「男でもなく、女でもなく」になる前にもちっと人間楽しむつもりやねん(^^)。






























 

多芒星でアルキメデス立体を編む



■27日に神戸でやる綿棒多面体ワーク&レクチャーは中級編だから、今まで作ったことがない多面体を作るということもアリだなと考えて、アルキメデス立体、つまり準正多面体を想定してみた。普通に組み立てていけば、本数はプラトン立体の比でなく多くなるので、コンパクトに少ない本数でと考えてみた。

■画像のようなものをプロトタイプで作って行きながら、いい感じのものをと思いながら、6芒星4つから切頭4面体、8芒星6つから切頭6面体、6芒星8つから切頭8面体、5芒星12個から切頭12面体…までは行けると分かったんだけれど、切頭20面体すなわちバッキーボールは前に作ったなと思いだした。



■5芒星12個と6芒星20個で、綿棒は全部で180本も使うので、今夜はやめとして画像だけでもと思って引っ張り出したら、蛍光色になっているのでブラックライトも持ち出した。そうしたらまししまさんの絵がまだそこにあったので昨日はついその前でブラックライトを付けて遊んでしまったのだった。

■アルキメデス立体もまだまだ深そうなので、これからも楽しみながら解明して行きたい。
 












 

扉絵と綿棒多面体のコラボ

   
 
■明後日とその翌日の綿棒多面体のワークの内容を考えている。20年近く前に、東京でkohsen氏とコラボレクチャーをしていた時期があった。面点変換に重要なのは面・点・線・胞なんですと言いつつ、M・T・S・Hと略して書いたら、明治・大正・昭和・平成と同じですねと言われた事を思い出した。しかしこのネタは古い。

■幾何学的な用語である点・線・面・胞…を、0,1,2,3次元と対応させて表現するが、この多面体の中身の側を表す「胞」という漢字だが、つくりの方の「包」はスバリ人のお腹の中に胎児のいる形の象形文字だった。元は「己」ではなく「已」で胎児の形そのものである。「孕」(はらむ)も同じく妊娠したお腹を横から見た時だ。

■これに(月)ニクヅキがついたものが「胞」で、胎児を包んでいる薄い膜や胎盤などを表している。「兒の生まるる嚢なり」(説文)。これが薬の材料になることを人間は知っていて、はるか昔から利用していた。同じ母親から生まれた者を「同胞」(はらから)と言う。また生物を構成する基本単位を「細胞」と言う。


        本当はこっち向きで出そうかとも思ったんだよね

■最初は包まれているものが「已」で胎児の形そのものだったのだが、現在の常用漢字ではおのれ、自分自身と言う意味の「己」となっているのも、何やら感慨深い。太古の海で片面が油、片面が水に親性を有する二面膜が、自然に球体となって最初に内外を分かちて生命の元となった時、やはりそこには「己」の元も生まれたのであろうか…。

■画像は、有りそうでなかったましましさんの扉絵と綿棒180本からなる5芒星6芒星を編んだバッキーボールとのビジュアルコラボだ。綿棒には2色の蛍光色が付いているため、暗くしてブラックライトを当ててみるのが今夜の楽しみである。大津と神戸での綿棒多面体のワークではどこまで作りこめるのだろう。さて、これから再仕込みである。













 

2個目のメロンパン…その2


■日本語の50音図は、日本語の清音を仮名文字を縦に母音5字、横に子音10字ずつ並べたものだ。学問的には現在のような形になった2つの大きな要素は、悉曇学(しったんがく…梵字に対する音韻の学問)と反切(はんせつ…漢字の発音表記法のひとつ)であるとされるが、定かでない点も少なくない。



■ひらがなは仮名の一種で、借字として使われる漢字を極度に草体化したものとして成立した。カタカナは漢文を和読するために、訓点として借字の一部の字画を省略し付記したものに始まると考えられている。共に日本語の表記に用いられる音節文字のことだが、その起源には異説が複数存在する。




■日本語の文字は漢字渡来後に発達したというのが定説だが、それ以前から固有の文字が存在したという考えも一部に根強く残っている。『ホツマツタヱ』は、1音1字のヲシテ(ホツマ文字)による5・7調の長歌体で記され、全40アヤ(章)で構成された古文書である。古史古伝のひとつと同一視されている。




■カタカムナ文字は、旧石器時代末期に存在したとされる「カタカムナ文明」において使用されていたとされる文字であり、カタカムナ図象文字と呼ばれる。古史古伝の1つであるカタカムナ文献はこの文字で記述された80首の詩歌で構成されており、カタカムナ文明の実在を示しているとされる書物である。



■漢字伝来以前に古代日本で使用されたとされる日本固有の文字の総称を神代文字と呼ぶ。多くの神代文字には神話や古史古伝に基づく伝承がある。主に神社の御神体や石碑や施設に記載されたり、神事などに使われている。一部の神社では符、札、お守りなどに使用するほか、神社に奉納される事もあった。



■「いろは歌」は全ての仮名を重複させずに用いて作られた七五調形式の四十七字の誦文である。最後に「京」または「ん」を加えることがある。仮名48字からなる「あめつちの詞」も同様の誦文である。右上は50音図に数を割り当てた田上晃彩翁が研究していた数霊(かずたま)の表である。



■現代では母音と子音のみで表されているが、通常子音と表現している音を父音と呼び、母音と父音の接合から日本語の音としての子音が生じるという捉え方がある。上表から区別のつかない灰色に塗った部分の音を引くと、残る音の合計は100音になる。これは数合わせではなく、日本語の学問的な話である。


















 

2個目のメロンパン…その1



■古代ギリシアよりこっち、論理や証明、裁定や言語そのものの基底には、ずっと2元2値ベースの論理が存在してきた。そして現在では法律の制定や論文の査定や裁判の判定など、それらのほとんど全てが現実世界に追い付かず、現実が無防備のまま未知なる波頭として晒され続けている。取り合えずそれを揺るがしてみるために、「男」と「女」という漢字を組合わせてみてみよう。



■「男」と言う字の中には「+」が入っており、「女」と言う字の中には「−」が入っている。この2者が結婚して「父」と「母」になると、「×」と「÷」と言う字が入ってくる。和・差・積・商の四則計算とそれを繋ぐ等号「=」。これは単なる駄洒落にすぎないけれど、どこか腑に落ちるものを感じるとすれば、そこには何か新しい意味を見いだしていということでもある。

■男と言う字と女と言う字の順列・組み合わせ的なユニット化やフュージョンの文字だが、それらはすべて存在するのかしないのか?男2つの組み合わせ文字はないが、女2つの組み合わせはあり、ダン・ナンと呼んで「言い争う」という意味だ。男3つだと騙す・謀議するという意味の国字であり、女3つだとかしましいだ。男+女と言う字はないが、女+男という字はジョウと呼びわずらわすという意味だ。



■「男女男」の1文字はなぶると読んで愚弄する・いじめるという意味だが、「女男女」もまた嬲るの異体で同じ意味だ。時系列的に見て、「うわなり」と読んで、後妻を意味する。男4つも女4つも実はない。もちろん女と男の交差した4つの文字もない。男が4人の女を囲ったり、お腹の中に赤ちゃんがいる女の人というのは、すべからく創作漢字だが、数そのものをも考え座られもする。



■男女の対に対して日月という対もあるが、その話をした後、世界最初の世界的宗教であるミトラ教の昔からある7曜日・7惑星・7天使に対応する漢字の1,2,3,4個が実際に文字として存在するのかどうかを見て行くことにした。林・朋・炎・圭という漢字は良く知られているが、日が2つでケンと読んで明るいという意味であり、金が2つでヘンと読み、昔のシンバル様の楽器名だっと走らなかった。



■日が3つの晶はショウで澄み切って輝いていることだし、木が3つで森の文字となるというように、同じ漢字3つからなる字を品字様という。先に見た7曜日を今度は品字様にしてみてよう。月が3つはジン・ショウと読むが意味は不明だ。火が3つだとエンと読み、燃え盛る火の意味だし、水か3つだとゾョウと読み、広々とした水を意味する。金が3つだとキン・ワンと読み、お金がいっぱいの意味、土が3つだと土地が高いという意味だ。



■さらに4つで1つの文字も成立していることを知った。日が4つの文字は音義不明だが、uni-cordの中には確かにある。月が4つでロウと読み澄んで明るいの意味だ。火が4つだとバン・マン等と読み、水かいっぱいという意味だ。金4つだとパオ・ユと読むが意味は不明だ。木がそのまま4っはないが、木変に森デサンと読む字がある。また土も品字様の下にさらに土がついた文字があり、キと読み土の意味だ。林が4っの文字はあり、サツ・セツと読む。



■13の月の暦は1か月が4週28日の13カ月に1日を足して365日という構造を持つが、このカタチに7曜の文字それぞれの1,2,3,4個の文字をいれ込んで見たものが上図である。数詞としての1,2,3が一、二、三だが、4は四だけでなく亖という文字もある。これはそのまま一が4つとも、二が2つとも見て取れよう。これがそのまま同じ文字を1,2,3,4個用いた漢字の基本でもあると言えるだろう。

        (続く)






















 

あにさん企画と激烈なる痛風と



■東京都中央区は地下鉄茅場町から出てすぐの場所にある貸し会議場の中で、リカルドさんの三体論進行中です。 自分の娘さんが生まれてからその様々な成長過程に重ねて、人間の世界認識と身体とその界面における意識という三体の相関関係、及び全体性に関しての現在進行形的な認識のビルドアップ。



■理系の頭とシャーマニズムの視野まで持つ、ANIMANDALAさんのレクチャー進行中です。様々な生命についてを語りつつ、動物の話であっても、結局人間の話をしているんですよねと自己申告言明しています。リカルドさんと共通のキーワードを用いつつ、「種我同一論」や「負け犬進化論」などを展開中。



■実は東京方面に出発する前あたりから、ゆっくりと痛風の痛みが出始めていた。そして19日のメロンパン、20日のあにさん企画と、加速する激痛強度にさいなまれていた。これは池袋駅で痛みに耐えきれずへたり込んでしまったという、ましましさん演技指導の1ショット。激痛は本当だけれど、画像はやらせだからね、やらせ(^^)。

■ご心配かけて申し訳ないです。いつも「あ、そろそろヤバいな」という予感があって、それで節制したり体に気をつけたりすると、出そうだった痛風が引っ込んでしまうという技(?)を使っていたけれど、今回はちょっと気を抜いてしまったので、何年かぶりで痛みをまさに痛感。でも心の余裕はありまする。

■女性の出産がらみの激痛はとても強烈で、もし男がそれを体感したら死んでしまうと言う表現がある。痛風の99%は男性がなる。比較はできないけれど、あえて私的評価では身体感覚の痛覚強度数がほぼ等しいと言えるのが痛風の痛みであろう。ただし出産は創造的だが、痛風の痛みは何も生まない。

■お医者に行けばすぐに痛みが霧散する薬を処方してくれるらしいが、私としてはお医者も薬も好きではない。薬ですぐ消すことも好きではない。二十歳頃からずっと医者にはかかっていないし、薬もほとんど飲んでいない。そこで数日は激痛と一緒に過ごすのだが、痛みを観察する余裕があるからできることだろう。

■改めて言います。ご心配かけて申し訳ないですが、誰が何を言おうが言うまいが、私は病院と製薬会社の薬のお世話にはなりません。痛みを味わい楽しむことができなければ、せっかくの痛みも無駄になるし。痛風は敵ではなく私の一部だから、好きか嫌いかと言えば、嘘や強がりではなくかなり好きです。

■私は独りよがりかもしれないけれど、結構生命的には深いところでおのれの痛風と付き合っているつもりです。それよりなにより、昨日今日と人ごみの中などで青息吐息で移動しながら深い驚きと共に痛感したのは「人間はなんと綺麗に、そして滑らかに歩くのだろう」ということだ。重力と1つではないか。

■痛いところを庇って人並みに自然に歩こうとしても、様々なところが勝手に連動して動いたりまた動きを止めたりするので、痛みをこらえて歩いていても、どうしても見た目も自覚もガックンガックンとなってしまう。自らの身体を動かそうと思いあがっていたけれど、身体に動かされているのだという実感。

■はっきり言って、既存の価値体系や経済に飲み込まれない、今だ未知なる領域を模索しつつ楽しくやっているという認識は共通しているという確信はあるんだよね。懇切丁寧に言葉で説明し合わなくても。でもそれを他の人たちとも共有する未来にしゆくためには、色々な戦略が必要なのだと思っている私。

■ここだけの話、痛みの度合いは絶対安静レベルだと思う。でもそれは世間的・一般的な表現であり、その基準に従う必要は勿論ない。でも精一杯体と話し合いつつ普通に遊んだりする試みには異議があるんだよね。馬鹿と言われりゃそれまでだけど、そのちょっと先まで考えてみないというパフォーマンス中。

■戦略とはお笑いやギャグやとんちや面白さとかってことですばい(^^)。痛みの中で、痛みとは反転した自我なのではないかと考えてみた。まあもののひっくり返り具合は様々な論法にもなり得るが、単純に隔絶した自我、及び痛覚も含めて当人以上に痛みの共感をする輩の存在。痛みはエゴのエゴの間にある。

■他人事ながら「痛み」に意識を合わせると悲痛なあり様になる。その痛みを無視するのではなく痛みとして味わいつつ、それでもその先に何か楽しいことや面白いとをくっつけるという絶妙さ(またはアホさ…笑)の方に注目してもらえると、悲惨でイイネを押せないと言うのも、なんだ笑ってんのかと思えそう。

■余りいい例ではないけれど、親しい人が亡くなった時、その人に対して生前してやれなかったことを思い返して悲しがったり悔んだりするより、その悲しみをその先によりホジティブな未来をつなぐいで生きるための支点・触媒としていけるようなカタチに持って行くという感じ。

■もしそれが上手くいかずに悲しさが増すばかりだったとしたら、その仲の良い人は自分についての記憶をいっそきれいさっぱり忘れ去って欲しいと思うだろうとイメージしてみること…など。まあ所詮は人間の浅知恵ですけれど、゜人間の浅知恵も用いようによってはバカにはできないということで…(笑)。

■痛みや心地良さを意識しながら味わうのは、ある意味「人体実験」ともいえそうだけれど、そんな風に言うなら、日々フツーに生活していることすらも「人生実験」なんだよねー。それでもそれを楽しめるか否かは、運と素養と人間関係によるのだろうか。でも薬ですぐに飛ばしてしまうのは根源的に嫌い。

■ましまし監督に「笑っちゃーダメ」と言われたのに、よく見るとにへら笑いしているわたし(^^)。痛くても楽しい方、面白い方を選択しているんだけれど、自分の体とちゃんと相談しているから大惨事にはなりません〜(^^)。大惨事は大惨事になってから、どう未知なる新鮮さを味わうか考えてみたいものだ。












 

プロジェクトメロンパン in 荻窪

★午前10:00〜12:00 ⇒綿棒で多面体を制作するワーク。
  (1)そもそも何をしようとしているのか?
  (2)プラトン立体とは何か?
  (3)1,2,3次元3,4,5の法則性を見る。
  (4)正4,8,20面体(上級者は菱型12面体)を制作。
  (5)星形8面体と立方8面体(上級者は5芒星12面体)制作。
  (6)後片付け・反省会及び意見交換。




■この日の1個目のメロンパン。綿棒とペーパーセメントによる多面体製作のワーク。基本的な概念の説明もあまりせずに、もういきなり正4面体、正8面体、正20面体と順次製作していくことに。

■プラトン立体5個(双対性を認めるならば3対の6個)は、今後の世界認識の常識と言うか基本の1つになるだろうと考えられるので、早々にどういうものか把握しておいた方がいいと考えている。



■プラトン立体の定義はいろいろあるけれど、全ての面の形と大きさが同じ、全ての辺の長さが同じ、全ての点に集まる線数が同じというシバリをクリアーしている凸立体は正4,6,8,12,20面体のみ。

■面の形は正3,4,5角形のみ。2角形はないし、正6角形以上では平面にしかならず立体は作れない。と外圧や自重で形が崩れないのは正3角形だから、正4,8,20面体を製作してもらう。



■早くできた人やもっと作りたい人などには、5芒星を面とした正12面体のかご編みや、内部に大星型12面体、ケプラーの星型8面体、そしてベクトル平衡体などを製作してもらった。持参した綿棒、大変な量だったなりよ。
 
★午後00:00〜01:00 ⇒お昼時。
  (1)各自外に食べに行くもよし、持参したものを食べるもよし。
  (2)多面体を作り続けて完成したい人は続けてもよし。
  (3)居睡り、おしゃべり、お茶タイム、散歩なんでもアリタイム。
  (4)猫まんが上映タイム。




■お昼タイム。参加者に1人1個持参してくるようお願いしてあったメロンパンと、ぱっとみ黒く手小さいけれど、ずっしり重いメロンパンとを食べ比べるというコーナー。後者は麻炭その他のものを練り込んで焼き上げた、岩永基樹氏渾身の「麻炭UFOメロンパン」である。密度が違ってもちもち美味しい。

     

■味わい・重量感・エネルギーが全く違うし、もはや非常食レベルなので1日1個でエネルギーが足りる、とメロンセス里子が言う通りの存在感である。そしてそれにさらにヒマラヤ香料などを入れたバージョンや、おっぱいに見立ててちゃんと乳首までついたオッパイメロンパンまで登場するという賑やかさ。



■それにしてもメロンパンと一口に行っても括りきれないほど様々な形や色や味わいがあるものだと改めて思わされた。このメロンパン群のほんの一部を上から見たところ。真ん中の2つが要チェックのオッパイメロンパンだ。ちゃんとこれを胸に当ててくれるメロンセス里子のパフォーマンス力に度量を感じる。

★午後01:00〜03:00 ⇒「言葉」に関するレクチャー&ワーク。
  (1)身体言語表現。手足・お尻・全体・眼球…。
  (2)文字遊びとクイズ。音はダジャレセンスに。
  (3)日本語の構造。母音・父音・子音。100音素。
  (4)日本語の数表現。数霊とカタカムナと自分の名前。
  (5)3つ組の考え方。ジャンケン。
  (6)4つ組の論理。4人称。正4面体。メタなる胎盤。




■2個目のメロンパン「語」の内容に関しては、後日にまとめてアップする予定。それにしてもメロンパンのイベントは何が次に来るのか分らないところがまた面白い。2個目の話をしている最中に、誰かが会場である「ガレリア★アノニマ」のドアを叩いた。メロンパンアイドル山本かおりちゃんだった。

■以前にメロンセスが友達になり、今回のイベントに参加しませんかと声を掛けてあったという。こちらが話を一区切りさせて、プロジェクターのスクリーンの前に出で頂くと、そこで自分で作詞作曲したメロンパンの歌をi−フォンアカペラで、振りつけ付きで1曲通しで歌ってくれた。マジですか?




■歌ってくれるという約束を取り付けて置いてくれた、メロンセスの恐れを知らない実現力もすごいんだけれど、アイドルを呼びつけて無償で歌い踊ってもらっちゃって、良いんだろうか本当に(^^)。嫌もう、多分いいのだろうと思うしかないのだが(笑)。本当に有難うございました、山本かおりちゃん!

★午後03:30〜05:00 ⇒メロンセスによる感覚のワーク。
  (1)純度100%のヒマラヤ精油のエネルギー体感とお話。
  (2)CH麻炭についての実感とお話。
  (3)メロンパン食べ比べやその他の感覚とアイテムについて。
  (4)音・色・香り・味についての知覚と共有。
  (5)受胎〜出産…生命についての座談会的討論など。




■参加者の手の平にヒマラヤ精油のスペシャルエッセンスを霧状に吹き付けて各自の手のひらの酵母菌その他との醸成のにおいを嗅ぎ、交感的に嗅ぎ合うの図である。これらの図はありそうでなかなか目にすることのない光景だ。

■普通は得体の知れない者同士で手のひらににおいを嗅ぐという行為、嗅がせるという行為はまだありえない。しかし参加者同士で場の共有をした後なので、気心の知れた者同士での「においのハグ」「香りのハグ」が自然だった。



■ナビゲーター・メロンセスのキャラクターや和ませ力によって自然になされたとも言えようか。多分普通の感覚の西洋人にとってはあり得ない光景なのだろう。嗅ぐ者と嗅がれる者との有りようによってにおいも変わるだろう。

■また嗅ぐ方の状態や時間の経過によっても変わりゆくだろう。差し出された両掌の中に顔の半分をうずめてにおいに意識を集中する時、その手のひらの持ち主の顔や性格は薄らぐ。だが私たちのにおいを表現する言葉は実に貧しい。



■言葉にして他者に伝えたり、共有することもなかなかしにくいので、「スパイシーなにおい」とか「甘いお菓子系男子」とか言う表現で、それぞれが嗅いだにおいの共有をはかったりする。香りに関してはまだまだ奥深い。

■普通に手のひらにキスしているようにも見える。「メロンパン星の挨拶儀式だ」とメロンセス里子は言う。なおこの第3個目の画像は八山由美子さん撮影のものを借用しました。

★午後05:30〜07:00 ⇒「数」に関するレクチャー&ワーク。
  (1)1,2,3,4…と正しく数を数える。
  (2)1と2から外に出る。論理・証明・思考を軽く超える。
  (3)二元論の前に出る。7曜7天使7星。12星座…。
  (4)二而不二。日本の言葉・数・人称。


■4個目のメロンパンに関しても、後日しっかりまとめてアップしたいと思います。

★午後07:00〜
  (1)撤収作業。それぞれの話への質疑応答、感想など。
  (2)座談会、同時にお茶もしくはプチ食事会。


     
          長谷川美加‎さんの画像を借用しました。

■プロジェクト・メタトロン的なヴィジュアルに即したハードなレクチャーと、香りや味などの感覚や意識そのものに関するソフトなワークの、よく言えばフュージョン、別の表現をすればごった煮。内容のバリエーションは多様で「日帰り合宿」とは言ってみたものの、そのバリエーションや豊かさがどのように相互関連するのか、意味の連結はどうなっているのかなどは参加者各位にゆだねてしまっている。

■「知の共有は無報酬で、公平かつ迅速に」が個人的な信条でもあるんだけれど、ひとりよがりを超えてそのテーマのほんの一部でも展開・提示できたのでろうか。というより、先ずは何より楽しんでいただけただろうかというのが個人的には一番重要なのでありました(^^)。参加してくれた人たちにここで改めて、心をこめて感謝したい。













 

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