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ましましさん名古屋に
- 2014.07.31 Thursday
- ■日々の記録
- 23:00
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- -
- by 小野満麿
■胎盤画家ましましさんが、名古屋は原のトライバルアーツでみほしさんとの2人展を8月1〜3日に開催するためにやってきた。先ずは近所のホアクア(花果 cafe hoaqua )というお店でお昼。ここの料理のベースは台湾とベトナムとちょっとタイだという。ましましさんが「屋台のような味で美味しい」とお店の人に言うと、調理の味は家庭料理のものを教えてもらっているとのこと。いわゆる母の味…的な。
■ましましさんの今回の名古屋滞在は猫々ハウスにて。猫と昔一緒に生活していたこともあるし、猫の世話も大丈夫だといってくれた。もちろん猫の世話はこちらで数十分やりに行けばいいことなので問題はなし。早速、最近では「癒し猫」とも言われているすーちゃんとご対面。愛想の良いすーちゃん、いろいろなレベルでコミュニケーションしてもらっている。
■おとなしくなされるがままのすーちゃん。不思議猫すーちゃんと不思議人間ましましさんのコラボ絵づら。私は長毛が長すぎで暑かろうと、毛を梳く器具で梳いてみている。それにしてもましましさんはまたひとつすこーんと抜けてメタ人間に(^^)。
球面上の振動伝播パターン(2)
- 2014.07.30 Wednesday
- ■惑星グリッド
- 23:00
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- -
- by 小野満麿
■宇宙空間を想定した理想的な球体をなす液体(ここでは水)の球表面の1点に振動を加えると不動節(円環形)が順次増えていくことは分かったので、次に球面上の2点に振動を与えていき、その振動を共鳴させるとどうなるだろうか?様々な不手際があったが、唯一の宇宙空間での実験が2008年9月に行われていた。
■それぞれの図は水の球体の2箇所に振動を与えて、それを共振させていく時に予想される変形パターンをシミュレーションして、CGで表したものである。振動がゆっくりなときは3角形のようになり、 振動数を上げていくと共鳴する振動数に近づいたところで4角形、5角形、6角形…が現れると予測されている。
■重力がある地上では、水が表面張力で球形になるのは小さな水滴に限られる。小さい水滴上の振動は物理的特性上、肉眼では捉えられないほど高速になってしまう。しかしJAXAでは落下する水滴に低周波の音波か振動する気流を当てて、ストロボを介して見ると、水滴が踊るように見えるだろうという案を示している。
■それにしてもCGで示された2箇所からの振動を共振させた画像を見ても、これでもまだ3角形、4角形、5角形、6角形…に見えると言っても、見え方は立体ではなく平面的な形である。それぞれの2点と中心が作る角度が120度、90度、72度、120度にすれば綺麗な正多角形になるであろうことは予想可能である。
■地上では行えない様々な実験が、SkylabやISSで行われてきたというが、この水の球体表面の3点以上からの振動の共振、もしくは全体の振動による正多面体的な振動に関する実際の実験は、まだ先のことになるのだろう。しかし私たちは高振動により惑星グリッドと重なり得るかなどと想像することは可能だろう。
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(※)以下に示したURLには、動くCG画像と、2008年9月に国際宇宙ステーション (ISS)の実験棟「きぼう」で実施された画像が見られる。振動を手動で起こすなど、まだまだナイーブ過ぎる実験だが、これ以降の実験は行われていない。
球面上の振動伝播パターン(1)
- 2014.07.29 Tuesday
- ■惑星グリッド
- 23:00
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- -
- by 小野満麿
■1■音は2次元的に伝播するのではなく、媒体を通して3次元的に伝播するのだから、クラドニパターンはその断面的な視覚化である。もちろん私たち人間は、三半規管や眼球の3対6主の眼球移動筋などを引き合いに出すまでもなく、3次元として空間を認識しているので、そのまま音の3次元的伝播を知覚できない。
■2■それでも平坦な平面上の切り取られた2次元的振動パターンではなく、球表面上の振動パターンを観測することは不可能ではなかろう。シューマン共鳴とそのどの倍音が強くなった時に、地球上のどの位置に結節点と節線(もしくはグリッドとそれを結ぶライン)ができるかの思考的シミュレーションは可能だろうか。
■3■シンプルな想定として、理想的な球体を成す液体の表面を振動がどう伝播するかは、諸設定をなされた計算によりそれを視覚化することはできる。地上では水の表面は水平面となるが、宇宙空間では表面張力により球体となるので球表面となる。この1点から決まった振動を発したら、そのパターンはどうなるだろう。
■4■図では北極点の位置から振動を発して順次振動数を上げていき、その周波数が特定の数値を取った時に、球表面にできる不動の節と、その間の円環部分が上下振動することを示したものである。lは振動パターンの節の数だが、lの数が多いほど振動数は大きく、この節数で区切られる面部分の数は偶数に限らない。
■5■振動が生む形状パターンは軸対称(この場合は両極を結ぶ軸に対して対称)。諸設定の数値を考慮に入れず単純に考えれば、平面ではどこまでも広がっていく波紋が球面上を広がって行き、赤道を超えて南極点で到達し、さらにオーバーフロウして北極側に循環する波と位相が揃った時に不動節が生じるということだ。
電離層の視覚的把握
- 2014.07.28 Monday
- ■惑星グリッド
- 23:00
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- -
- by 小野満麿
(※)加工画像の元は「あおもりくまラジオ研究所」より借用しました。
http://omorikuma.web.fc2.com/radio/level01/index2.html
■1■電離層とは大気中の原子や分子が主に紫外線を受けて光電離し、イオンが大量に存在している層で、中間圏と熱圏の間にあたる60〜500km付近に存在する。これに対してオゾン層は高度約10〜50kmの成層圏の中にある。また磁気圏は地球磁場と太陽風の圧力がつり合う境界の内側で高度1000km以上にある。
■2■電離層は電子密度の違いにより、下から順にD層 (60〜90km)、E層 (100 〜120km)、F1層 (150〜220km)、F2層 (220〜800km) の4つに分けられる。上層ほど紫外線は強く電子密度は大きい。そして下層ほど電子密度が小さい。夜間は最下層のD層は消滅し、またF1層とF2層も夜間には合併して1つとなる。
■3■地表から順に大気圏には対流圏、成層圏、中間圏、熱圏という4つの層がある。地上から約80〜800kmの層が熱圏(thermosphere)と呼ばれる理由は、上層に上がるに従い、太陽由来の陽子や電子などが酸素や窒素原子と衝突してそのエネルギーが熱に変わり、大気の温度が約−80℃〜+2000℃に上がるためだ。
■4■熱圏を構成している酸素や窒素がイオン化して電離した状態を一般に電離層と呼んでいるが、オーロラはこの電離層の中で発光しているのである。しかし空気密度が低いために熱伝導が非常に弱いために、この中を飛ぶ国際宇宙ステーションや昔のスペースシャトルもこれにより加熱されるということはなかった。
■5■電離層は1日の昼夜で変化するが、1年単位の夏冬、さらには約11年周期の太陽活動周期でもでも変化する。このために中波電波の伝播状態の変化には、1日の中での時間による変化と季節による変化に分けられる。日本では、この周波数帯は主にAMラジオ・船舶気象通報・航空無線航行などに利用されている。
■6■時として太陽の表面で時々太陽フレアという大爆発が起こる。この爆発の影響で、高エネルギー荷電粒子が大量に地球に届くことがある。この現象は太陽嵐と呼ばれて様々な現象の要因となる。時には一時的に電離層が消え、シューマン共鳴も消滅する。この時は生物の異常行動が増加することが報告されている。
シューマン共鳴に関する補足
- 2014.07.27 Sunday
- ■音の世界
- 23:00
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- -
- by 小野満麿
■1■図は何度か示している有名なシューマン共鳴とその倍音列である。それぞれの周波数7.83Hz、14.1Hz、20.3Hz、26.4Hz、32,4Hz…が私たち人間の脳波のα波、β1波、β2波の領界域と位相が重なっているということはすでに言及した。
■2■私たちが用いているピアノの構造は7オクターブ+3音の88鍵である。中央A=440Hzで調律すれば最左端のAは27.5Hzとなり、432Hzで調律すれば27Hzとなる。そして436.8Hzで調律すれば27.3Hzとなる。月の自転・公転周期は27.3日だ。
■3■ピアノ構造の鍵盤上にきっちり7オクターブ分並んだ鍵の最も低い音(最左端C…図では赤丸で示してある)が、27.3Hzの調律(平均律)では32.465Hzとなる。この数値はシューマン共鳴第5次の32.4Hzに近似していることが分かるだろう。
■4■最左端のAの音高さも、シューマン共鳴第4次の26.4Hzにも近似している。つまりシューマン共鳴の第5次(第4次も含めることも可能である)の周波数は、ほぼそのまま私たちの音楽的音階構造に自然に接続していると考えられるのだ。
■5■シューマン共鳴の下方の逆倍音3.915Hz、1.9575Hz、0.97875Hz…もまた、私たちのレム睡眠時などに出る脳波のシータ波(4〜7Hz)、昏睡時などのデルタ波(1〜3Hz)の領界域と重なっている。シューマン共鳴は私達自身の一部でもあるのだ。
■6■ちなみに7オクターブの最左端Cは、440Hz調律だと32.7Hz、432Hz調律だと32.1Hz、436.8Hzだと32.46Hzとなる。ザックリ言えば1Hz、2Hz、4Hz、8Hz、16Hz、32Hzの2倍進法系に沿っているが、自然も人体もより繊細だということだ。
生命上陸・地磁気・オゾン層
- 2014.07.26 Saturday
- ■生物と進化
- 23:00
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- -
- by 小野満麿
……単なる科学的所見ではあるが、生命上陸にも遥かなる道筋があった。
■0■地球の誕生は46億年前で、原始大気が形成された。40億年前に海中で生命が誕生した。27億年前には地磁気が発生し、磁気圏が形成された。10億年前には浅海に藻などが進出して酸素放出が開始される。5億年前にはカンブリア爆発と呼ばれる生命体の多様化が起こり、4億年前にはオゾン層が形成された。
■1■生物は海底火山の周辺で自然に合成された有機物を利用して、さしたる進化もなく細々と命をつないでいたが、32億年前、地球上に光合成細菌シアノバクテリア(※1)が出現した。このシアノバクテリアは光合成を行って有機物を合成するのに水素を必要とするため,水を分解し廃棄物として酸素を放出した。
■2■27億年前、鉄やニッケルでできた地球の核がゆるやかに流動し磁気を作り出すようになった。結果として地球が1つの磁石であるかのように,地球を磁気のバリア(ヴァン・アレン帯)が包むようになった。この強い磁場に囲まれ、地球は生命に有害な荷電粒子(主に陽子・電子)から守られるようになった。
■3■ヴァン・アレン帯は地球を2層構造で360度トーラス状に取り巻いている。最も層が厚いのは赤道付近で、極軸付近は極めて薄い。内帯は赤道上高度2〜5千kmに位置する比較的小さな帯で陽子が多い。外帯は1〜2万kmに位置する大きな帯で電子が多い。電子は太陽が起源、陽子は宇宙線が起源とされている。
■4■まだ致命的な紫外線は地表まで到達していたが,今まで強烈な太陽光を避けて深海の暗黒の世界にいた生物が、紫外線の届かない海面近くまだ進出し、太陽エネルギーを利用して光合成をするようになった。地球磁気圏の誕生と光合成生物の浅海への進出は地球の歴史として最も重要な出来事の1つである。
■5■紫外線は生命情報であるDNAを破壊してしまうので、陸の上は長いこと生物の全く存在しないところだった。現在よりずっと多かった初期の大気には、現在の何十万倍もの量の二酸化炭素が含まれていたが、その中に酸素は全く存在しなかった。最初に酸素が大気中に放出されたのは、約20億年前である。
■6■35億年前にラン藻植物による光合成が始まって以来、それまで産出された酸素はすべて海中の鉄イオンと結合して酸化鉄になり、鉄鉱石として海底に蓄積され続けていた。この鉄イオンは地球が形成される材料となった隕石に含まれていたものであり、次々に放出れる酸素により、やがて使い切られてしまう。
■7■約20億年前、海中で飽和状態に達した酸素は空中へ放出されるようになった。この酸素は大気の上層部、高度約20〜50kmの領域でオゾンとなり、オゾン層として地球全体を覆った。オゾン層は紫外線を吸収する働きを持つので、地上でも生物が安全に生活できる環境が整った。約4億年前の出来事である。
■8■ただし初期はまだ酸素濃度が薄いため、酸素を光解離させる紫外線は地上近くまで届いていた。したがって先ず最初に高濃度のオゾン層が存在したのは、成層圏ではなく地上付近だった。そして酸素濃度が上がると共に、紫外線の到達できる限界高度が高くなり、これに伴いオゾン層も上空へと移っていった。
■9■生物の上陸が開始すると、それまでむき出しのはげ山状態だった陸地にやがて古代の森林が形成され、陸地の景観は大きく変化していくことになる。5億4千万〜5億3千万年前のカンブリア爆発や、4億年前の両生類の誕生と陸上進出に関しても、殺人的紫外線を低減するオゾン層との関係が考えられる(※2)。
■10■約5億7500万年前から始まる古生代のカンブリア紀になると、生物は爆発的多様化を開始する。現在の動物の体の基礎構造ができあがったのもこの頃である。この多様化の中で初期の無脊椎動物から魚が出現した。さらに1億年後には生物が陸上へ進出し、やがて陸上で様々な進化を展開しゆくことになる。
------------------------------------------------------
(※1)このシアノバクテリアが最初の酸素発生型光合成生物かどうかは議論の分かれるが、確かなストロマトライトの化石は27億年前のものである。
(※2)ただしオゾン層とカンブリア爆発の関連性はまだ完全には未証明。
シューマン共鳴(Schumann resonance)あれこれ
- 2014.07.25 Friday
- ■惑星グリッド
- 23:00
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- -
- by 小野満麿
■1■シューマン共鳴は、地球の地表と最下部の電離層(D層)との間で極極超長波 (ELF) が反射して、その波長がちょうど地球一周の距離の整数分の一になるものをいう。シューマン共鳴の周波数は7.83 Hz(1次)、14.1 Hz(2次)、20.3 Hz(3次)、26.4Hz(4次)、32.4Hz(5次)…と多数存在する。
■2■1952年に米国イリノイ大学のヴィンフリート・オットー・シューマン教授(Winfried Otto Schumann)がこの周波数を発見・測定したことからシューマン共鳴と呼ばれている。「地球の脳波」とも言われているシューマン共鳴のエネルギー源は、雷の放電や太陽風による電離層の震動だと考えられている。
■3■シューマン共鳴は常に共振し続けているので、常時観測可能な全地球的な信号である。6・7月と12・1月など季節よって異なり、また正午から夕方5時頃までが比較的強度が大きいことが判っている。シューマン共振の周波数スペクトラムと強度は日中と夜間とで、また太陽の活動によっても変化する。
■4■ドイツのルディングは、シューマン共鳴振動数を用いたパルス磁界療法の研究をした。低気圧で風の強い時など、特定の気象条件で起こるフェーン症候群に対して、磁界パルス発信機(※)を首筋か太陽神経叢に当てると即座に症状は消えたという。彼はこの器械を改良してパルス磁界療法の父と呼ばれた。
(※)シューマン共鳴と同じ7.83Hzの電磁界を発生する箱。
■5■初期の有人宇宙飛行や1970年代のアポロ計画時、帰還した宇宙飛行士の多くが、原因不明の体調不良を訴えていた。最初は無重力による宇宙酔い説もあったが、シューマン共鳴波が宇宙には存在しないからとの説もあり、後にスペースシャトルにシューマン共振波発生器が設置されたとされている(※)。
(※)NASAの内部機密なので公にはされていない。
■6■故山田孝男氏は、ヒーラーや気功で出るエネルギーが約8Hzで、DNAに作用すると語っていた。このあたりの周波数が生体に及ぼす影響は微妙で、実験によれば、例えば8.3Hzだと肉体が軽快になり空になったように感じる人が多いが、8.2Hzでは体がゆれるような感じがして違和感を感じる人がいるとか。
■7■土星の11.5kHzまでの観測データの中には、雷に関係すると思われるデータが含まれている。音声観測データには記録されていないので、雷の発生と断定はできないが、36Hzの電気信号が記録されている。これは土星の電離層の空洞でのシューマン共鳴の可能性があるが、学者は肯定と否定に分かれている。
■8■かつてシューマン共鳴の振動数が年々上昇し、最終的にはα波とβ波の垣根がなくなる云々という話があった。これは科学的な定義とは異なり「ブレアデス星団の中心星アルシオネから出る波動と北極星から出す波動がぶつかり合い干渉されたブレ」という、精神世界系の別の定義との混乱によるものだ。
■9■この遥か昔から存在したシューマン共鳴電磁波は、地球上の生命リズムと深い関わりがあるだろう。人間の体と脳も例外なく、この環境電磁界に共振している。公共放送や携帯電波など数千万〜数億倍もの電磁波が24時間飛び交う現代社会で、生命の退縮と進化に関して無関係の個人は存在しえないのだ。
------------------------------------
★画像は田中雅美氏が2010年9月カナダ・イエローナイフで撮影したオーロラ写真。2枚目は同じ場所での夕景。美しいので無断で借用しました。
http://photo.sankei.jp.msn.com/essay/data/2013/06/07aurora/
http://photo.sankei.jp.msn.com/essay/data/2013/06/07aurora/
8月17日、横浜で話をします
- 2014.07.24 Thursday
- ■日々の記録
- 23:00
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- -
- by 小野満麿
■共通のテーマは「音」ですが、ご存じのとおりあらゆるものは振動ですので、人間の可聴帯域の音に限らず、まずは周波数の上下方向に無限に続く振動数というものを眺めたり、人間の音楽を軽く踏まえてみていきたいです。
■そのうえでグラドニパターン、そしてその球面上のパターンからプラトン立体、そして地球の固有振動数であるシューマン共鳴の7.83Hzとその倍音列を視野に入れつつ、菱形30面体から惑星グリッドへと続く意味を考えます。
■場所は横浜市西区岡野で、キャパは20人ほどだそうです。当方の交通費や謝礼は念頭にありません。主催者側としては、参加者のお布施ということになるようです。多面体・数・太陽系・言葉・音・色・暦などのキモは何か?
★詳細は以下の主催者のブログに(^^)。席数は少ないようです。
音速
- 2014.07.23 Wednesday
- ■音の世界
- 23:00
- comments(0)
- -
- by 小野満麿
■音の速さは媒体となる物質自体の振動として伝わるため、物質の種類により決まる(弾性波伝播速度)。概ね分子量が小さい物質ほど速い傾向を示す。また同じ物質では固体、液体、気体の順で速い。温度は気体では正の、固体では負の影響を与える。実際の音速は、温度、密度、圧力などの状態によって変化する。
■水中での音速は1450m/sで、空気中でより4.5倍速く伝わる。固体の中での音の速さはさらに大きく、例えば鉄の中では約6,000m/sである。速度単位の「マッハ」は、音速(便宜上標準大気中の1225km/h)の倍数で表示される。日常生活の音速は1気圧の乾燥空気で331.5+0.61t(tは摂氏温度)m/sが常用される。
■媒質中を伝わる振動の成分は、気体と液体では縦波(疎密波…進行方向と波が同じ方向になる)だけだが、固体中では地震波と同じように横波(ねじれ波)が遅れて伝わる。録音した自分の声や骨伝導による聴覚音が違って聞こえる一因でもある。地殻における音速は、地震の初期微動速度に当たる5〜7km/sである。
『はれっつましまろ』奈良でまったりの旅(8/4〜8/8?)
- 2014.07.22 Tuesday
- ■温泉と旅行
- 23:00
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- -
- by 小野満麿
■8月4日14:01近鉄名古屋発の電車に乗って、奈良は巻向というところにあるラムーコ氏の拠点に向かいます。現在わかっているところでは、同行者は胎盤画家・ましましさん、髪切りアーティスト・晴に〜にょの2人。現地駅で妖怪博士・甲田烈氏及び、居候させてくれる現地のラムーコ氏と待ち合せます。
■出発から同行でもよいし、可能であればまったり合宿している現場のラムーコ宅に連絡後、直接訪れて泊まり込みも可能ではないかと思われます。参加者がたくさんいるのか、私たちだけなのかもよくわからないままですが、自炊ですし、気が向いたときに気が向いた場所に出かけます。旅日記はあるかなあ。
■8人乗りの車も登場するようで、何かもうすでに怪しいスポット巡りが決定的な流れに…(^^)?ディープな奈良って初めてなんだけれど、メンツがメンツだけに、なんか怪奇現象が起こらねばいいけれど?というか、このメンツで奈良ってだけですでに怪奇現象かも知れない(ただしちゃっかり自分は除く)。
■そういえば8/8に東京からあにまんだらさんがラムーコ氏宅に参上するという話を小耳にはさんだ。8/7には神戸から観音企画が乗り込んでくるという話も耳にした。後半も面白そうだから離れ難い。そうこうしているうちに烈っつぁんの名古屋での8/8の妖怪談義企画が1日後ろにずれることに、
■あにまんだら&観音企画&ましまし&妖怪博士&アザーユニークなフレンズを加えて、奈良の山中での決めごとのない寄り合いという贅沢な巡り合わせ。この「ピシッと計画」でない流動的な感じも面白い。しかも何か、スライムタイムテーブルぶるぶる…みたいにいい方に流れていくようで楽しみだ(笑)。
■どうも今後のいろいろな物事の方向性などを決める(勝手に決まっちゃう?)合宿になるかも知れない。これからはただ会うだけで多大な情報量を交換し合う(多分今までもそうだったんだけれど、気がつかなかっただけかも)ようになるかも知れない。直接会うと言うことは大事で、そして素晴らしい。
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