(1)この浴槽が一番のビューポイント。少しぬるめの湯で、いくらでも長湯できる。滝の音、意外と大きい。
(2)小屋掛けされた、少し小さめの露天浴槽。ここからもしっかり大滝が見える。レンタル海パンの色が紫(笑)。
(3)この浴槽も大滝前の絶景露天。大雨で川があふれるたびに、露天は土砂に埋もれてしまい、そのあとか大変らしい。
(4)屋根のある囲いの風呂のすぐ隣にある露天。看板と滝がちゃんと収まる、少しだけ頼り厚めの露天浴槽。
■伊豆の大滝(おおだる)温泉天城荘に来ている。ここは落差30メートルのきれいな滝のそばに露天など7つの浴槽があり、湯につかりながら滝を眺めることができるので有名だ。しかし大雨が降ったりすると、それはもう滝壺のそばなので、繰り返し露天群が破壊されては直すを繰り返してきたという。
(5)ベストな瀧見露天風呂のすぐ後ろにある露天。すぐ横を滝つぼからの渓流が流れていく。言うことなし。
(6)滝に向かって右横から奥につ継ぐ洞窟風呂。すごい秘湯気分。奥行きも30メートルある。最後の奥まで行くのが、一人ではちょっと怖い(笑)。でも行ってみたら途中で男女が繋がっていそうな気がする。
(7)滝のすぐ右横にある露天風呂。滝のしぶきが直接かかるほど近い。じっくりしていたかったけれど、湯音がほかより明らかに低い。滝つぼからの水の混入のせい?滝の音、凄し。
■宿から滝つぼそばの露天風呂群までかなりの階段と坂道を降りねばならないのと、乱れ気味の今日びの風潮も背景に、水着必着になってしまっているところが残念だけれど、それでもこれらを独占できる自分の湯運(?)をかみしめつつ長湯している。個人的にはこれこそ最高部類の贅沢だ。
(8)滝つぼ側から下流を見るアングル。心地よさと清々しさが少しでも共有してもらえたらいいんだけれど。
■みんな自分が画像に収まっているのはくどいと思うけれど、全ての浴槽に入ったことを示す記録のようなものなので、そのあたりはご勘弁願いたい。かつて国民宿舎大滝温泉「天城荘」だった当館は爽快な滝見露天風呂群だけでなく、ほかにも広い内風呂が複数あり、本当に湯量の豊かさを感じる。


■本館1階にある内湯大浴場は男女入替え制で24時間入浴可能になっている。伊豆石で造った浴槽の伊豆石風呂の浴室や、岩風呂の浴室には露天風呂もある。空いている時に入浴中の看板を出せば自由に入れる貸切家族風呂もある。これだけの温泉にほぼ独占で入ることができたこと自体、湯悦の極みだ。
■祖父からこの天城荘を受け継いだという現在26歳の美人の若女将に、チェックアウトの時にお会いできた。当日午後の飛び込みなので素泊まり客にまでにこやかに応対し、国民宿舎時代の定規を記念品まで頂いた。この宿はさらに多くを語り、応援したくなるところである。
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