人間型ゲシュタルトを超える10進法 (3)



■1■図はアグリッパ・フォン・ネッテスハイムが「月の方陣」とした9次魔方陣である。このそれぞれの縦列を左からA,B,C,D,E,F,G,H,Iと名付けて、縦方向の下1桁の数に注目してみよう。すると以下のようになっていることが分かる。ただし下の数は上から縦の列の数を、横に並べて書いてある。

A→7,6,7,6,7,6,7,6,7 7が5個、6が4個
B→8,8,7,8,7,8,7,8,8 8が6個、7が3個
C→9,9,9,8,9,8,9,9,9 9が7個、8が2個
D→0,0,0,0,9,0,0,0,0 0が8個、9が1個
F→2,2,2,2,3,2,2,2,2 2が8個、3が1個
G→3,3,3,4,3,4,3,3,3 3が7個、4が2個
H→4,4,5,4,5,4,5,4,4 4が6個、5が3個
I→5,6,5,6,5,6,5,6,5 5が5個、6が4個


■2■次にこの全ての数に対し単数化する操作をしてみよう。そうすると横の全ての列も縦の全ての列も、1〜9の数が1回だけ出てくるカタチになることが分かるだろう。しかも途中で右上から左下への斜めの方向に同じ数が並んでいることにも気付く。そうでない数があれば、逆に計算違いなことが分かる。

1,6,2,7,3,8,4,9,5
6,2,7,3,8,4,9,5,1
2,7,3,8,4,9,5,1,6
7,3,8,4,9,5,1,6,2
3,8,4,9,5,1,6,2,7
8,4,9,5,1,6,2,7,3
4,9,5,1,6,2,7,3,8
9,5,1,6,2,7,3,8,4
5,1,6,2,7,3,8,4,9
(9×9の形のまま)


■3■この9×9の構造のまま縦と横を見れば、全て1〜9の数が1回ずつ登場していることが分かる。これは単に2桁の数を1桁に変換しただけだが、3×3のユニットが9つある9×9の構造の「数独」もまた、1〜81の数の並びを単数化した結果、縦・横・ユニットの全てが1〜9となるのかもしれない。












 

人間型ゲシュタルトを超える10進法 (2)

       
■1■1桁で最大の魔方陣、すなわち月の魔方陣もそこに属する9×9の魔方陣について考えよう。9次魔方陣の定和(縦・横・対角線の各和)は369、対和(点対称位置にある全ての2数の和)は82、中心数は41。そして総和は3321である。なおこの数を3が4つ並ぶ3333にするには、3×4の12を足せばよい。

■2■図の左右には2つの9次魔方陣が示してある。どちらも真ん中にある3×3の3次魔方陣とホロニックな構造からなる9次魔方陣である。分かりやすいように一部に色を付けて示したが、各ユニットの1の位置に1〜9を、以下2の位置に10〜18を、3の位置に19〜27を…という具合に81まで入っている。

■3■右図は3次魔方陣の9コマのユニット構造を元に、10〜18を大きな2の位置に、19〜27を3の位置に…という具合にはめ込んである。この各数を単数化すると、同一ユニット内の各数は最初の3次魔方陣と同じ数になる。例えば5の位置の各数は4+0=4、4+5=9、3+8=11→1+1=2、3+9=12→1+2=3…となる。

■4■左右どちらの図も中心数は41、定和は369、総和は3321で9次魔方陣の体裁をなしている。図の左側の9次魔方陣は「古神道数霊表」というものだ。こうして見れば、この2つの9次魔方陣の構造そのものはさほど複雑ではない。9×9=81だが、この81の逆数は0.012345679012345679…で8が抜ける。












 

人間型ゲシュタルトを超える10進法 (1)



■1■ドイファンからの最高機密ノートがなかなか届かないので、外部流出は未だ許されていない古神道の超立体的魔方陣の解明は後回しにして、10進法のキモの1つでもある魔方陣…特に9次魔方陣…とカタカムナや古神道的な9次魔方陣、及びその全体像が未だ不確かな「数独」を自分なりに考えてみよう。

■2■魔方陣を知らぬ者はほとんどいないだろう。正方形の方陣に数字を配置したもので、縦・横・斜めのいずれの数字の合計も同じになる。2×2のものはあり得ない。1×1をあると言っても良いが、単なる数字の1は方陣とは言い難い。したがって最小のものは3×3のもの、つまり3次魔方陣である。

■3■回転や裏返しも魔方陣では同一種として数えるので、3次魔方陣は1種類しかない。4×4の4次魔方陣は880個ある。5次魔方陣は2億7530万5224通り存在する。6次以降はその数が未だ定まっていない。6次魔方陣の総和は666であり、8次魔方陣の定和(縦・横・斜めの各合計数)は260になっている。

■4■ドイツルネッサンス期のカバリストで占星術師でもあったアグリッパ・フォン・ネッテスハイムは3次から9次までの魔方陣を作り、それを当時の7惑星に当てはめた。すなわち3次魔方陣を土星に、4次を木星、5次を火星、6次を太陽、7次を金星、8次を水星、9次を月に対応させていたのである。

■5■1つ注目しておきたいのは、最も小さい3次魔方陣が最も遠い「土星」に対応させられており、最も大きい9次魔方陣が最も近い「月」に対応させられているということだ。グルジェフその他の神秘家は、人間は未だに月の中に閉じ込められていると表現している。1〜9の10進法内に閉塞している人間。













 

「7777」と「ちちち」の話



■1■今日は大学に合格した一番下の姪っ子へのお祝いの品を購入しに栄に行った。一族の女性陣と松坂屋で食事をした後、ナディアパーク内のロフトで、姪っ子が見立てたリュックその他を購入してプレゼントした。私が最初に名古屋に来た頃は幼稚園児だったことを思い返すと、何やら感慨深いものがある。

■2■最後に7階にある本屋のジュンク堂で、農学部に進む彼女は農業に関係する環境保全の本を2冊手にした。私は古神道とカタカムナの世界にある1〜81の数とカタチの4次元立体の図を解読するためのに「魔方陣」の本2冊を選択した。愚妻が本もプレゼントするので、私のものも一緒に購入してもらった。



■3■合計金額は7776円。私はそれを見て「ああ、じっくり解明しなさいとでもいわんばかりの、数字のシンクロニシティがまたきたよ」と思った。昨日の合鹿椀(ゴウロクワン…561)が連想される。6の5乗は7776で、それに「+1」すると7777のぞろ目となる。立体数独解明をしなくては。

■4■6^5=7776という話を聞くと、理系の姪っ子は「そういえばコンビニでタンプレ3個で777円だった〜」と言った。「え?」と愚妻。「お菓子3人分で安いよねー」と姪っ子。「いや、そっちじゃなくて、タンプレって何?」「あー、誕生日プレゼント」…JKのタンプレはコンビニでお菓子らしい。




■5■さらに姪っ子は「ユキチ1とノグチ5って言っても、ママには通じなかった」と言った。「ちょう待ってそれ、私にも通じてないから」…実は一万円札の福沢諭吉、千円札の野口英世のことだった。五千円の樋口一葉もある。ユキチ、ヒグチ、ノグチ…実にカナカムナっぽい。「ち」は千だし、何かありそうな…

■6■実際のところ古神道やカタカムナの深い秘伝のところから、女子高生やもっと若い人たちの用いる言葉まで、しっかり対応してそこに通底するがゆえに共通理解が可能や「数」や「形」や「言葉」などを抑えていなければならない。、偏りなきようもっと若い子たちとも話をしなければと思う私であった。














 

「数独」的発想…(4)数すらもなくてよい構造



■1■日本国内では商標登録されている「数独」。それ以外の問題も「ナンプレ」(ナンバープレース)という名でパズル本の中に溢れている。しかし最近「数独」はコンピューターではなく全て人の手で制作しているということを知った。数独はまた人の手で手間暇かけて作り出された「作品」でもあるのだ。

■2■最近では問題を自動で作成するプログラムもあれば、その問題を自動的に解くプログラムも作られている。それらはそれらで存在する意味がある。しかしパズルとして解いていく過程の人間の直観や判断ミスや、苦闘や解けた時の喜びなどが入り込む余地がないまま、マシンtoマシンでは味気なさすぎる。

■3■最初に何の説明もないまま「パズル」だと目の前に提示されても、少しだけ観察すれば、タテ列、横列、そして3×3の各ブロックに、重なることなく1から9が収まればよいのだろうなということは推察できる。また足し算や引き算すら使うことなく、やっていくうちに自分なりに法則なども発見する。



■4■さらに言えば数すらも必要がなく、9個でセットの記号やキャラクターに置き換えても差し障りはない。9色やアルファベット9文字でもいいし、あにまんだら氏が作っているカードのカンブリア爆発時の9種の生物でもいいし、準惑星に落とされた冥王星を偲んで「水金地火木土天海冥」でも構わない。

■5■グルジェフのエニアグラムでも、9文字を切る「臨・兵・闘・者・皆・陣・列・在・前」でもいいし、野球のポジションでもよい。中学校で学習する国語・社会・数学・理科・音楽・美術・技術家庭・保健体育・外国語の9科目でもよい。しかし時間割が9×9でぴっちり埋まってたらかなり萎えるけど。

■6■数独は9×9の81コマからなっているが、スタート時点で手掛かりとして幾つかのコマの中に「表出数」が入っている。基本的にこれが多いほど問題は優しく、少ないほど難しい。この手掛かりの数は最小でも8種類で17個ということが分かっている。最大は81個…ではなくて77個でパズルが成立する。


■7■3×3=9というブロックが9でなく6な者にルービックキューブがある。もっともこちらは立体で、動く領域も3次元のキューブのピースだけれど、数独はどこか9×9×9の超立方体パズルのような感覚もする。しかもルービックキューブのように色々回転させながら解答に近づいていく感覚が。

■8■81個の数を用いる数独は、そのうち最小でも17個の数が手掛かりとして必要だということは、逆に最大64個の数が隠れ得るということでもある。先日見る機会のあった、やはり81までの数を用いた古神道の別の数理の図では、中心の1個、第2の層の16個、第3層の64個という3重構造をしているという。

■9■そのうちこの「4次元のものを3次元に落とし込んだものだという2次元の図」も紹介できるかもしれないが、神道や幾何学やほかの神秘主義的な世界観の専門用語を殆ど排除したところに残るものの方が、より真理真実に近いものだという気がしてきている。数独もまた、単なるパズルではないはずだ。















 

「数独」的発想…(3)1〜9に変換する



■1■「古神道数霊表」をもう1度見直してみよう。3×3の魔方陣は回転や反転したものも同じと捉えればこの1種類しか存在しない。3×3の魔方陣の数の並びを上段から<4,9,2><3,5,7><8,1,6>と据えると、1からスタートして9に至る流れは、9×9の魔方陣でも同じ動きであることが分かる。

■2■ブロック1の数字1からスタートして、1→2→3…とブロック9の数字9に至った後は、ブロック1に戻って、そこから同じ動きで10→11→12…と連なり、ブロック9の数字18に至る。次はまた1に戻って19→20→21…と動き、27に至る。以下同文でこれを9回繰り返して最終的に81へと至るのである。

■3■実にシンプルである。次にこの9つのブロックの1つ1つを見ていこう。先ずブロック1の9個の数字だが、ゲマトリア的に1桁になるまで足していくと、全て1となる。次の2のブロックは同様に2だ。同様に順次1桁に丸めると、各ブロックの9個の数は皆そのブロックの名の数字になると分かる。

■4■9×9の魔方陣の1〜9の各ブロックに、10進法の1から81までの数を1つずつ順番に入れていくということは、1〜9、10〜18、19〜27…と9つでひと括りとなって折り返すということだから、必然的に1つずつずれた数となっていく。下の数表は10×10のマトリクスを9×9へと変換したものである。

1=0+1=1  2=O+2=2
10=1+0=1  11=1+1=2
19=1+9=10→1 20=2+0=2
28=2+8=10→1 29=2+9=11→2
37=3+7=10→1 38=3+8=11→2
46=4+6=10→1 47=4+7=11→2
55=5+5=10→1 56=5+6=11→2
64=6+4=10→1 65=6+5=11→2
73=7+3=10→1 74=7+4=11→2


【10×10のマトリクス】
00 01 02 03 04 05 06 07 08 09
10 11 12 13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26 27 28 29
30 31 32 33 34 35 36 37 38 39
40 41 42 43 44 45 46 47 48 49
50 51 52 53 53 55 56 57 58 59
60 61 62 63 64 65 66 67 68 69
70 71 72 73 74 75 76 77 78 79
80 81
-----------------------------
82 83 84 85 86 87 88 89
90 91 92 93 94 95 96 97 98 99


【9×9のマトリクス】
01 02 03 04 05 06 07 08 09
10 11 12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 32 33 34 35 36
37 38 39 40 41 42 43 44 45
46 47 48 49 50 51 52 53 53
55 56 57 58 59 60 61 62 63
64 65 66 67 68 69 70 71 72
73 74 75 76 77 78 79 80 81
--------------------------
82 83 84 85 86 87 88 89 90
91 92 93 94 95 96 97 98 99


■5■9×9のマトリクスの2桁目だけ、もしくは1桁目だけに注目すると、それぞれ10の位の数は下に1つずつ増えていき、逆に1の位は下に1つずつ減っていくのが見て取れるだろう。それぞれ1〜9が揃っていることが分かるが、82〜99がないため一部イレギュラーが生じ、その代わりに0が入っている。

【1の位のタテの数表とその変換】
1 2 3 4 5 6 7 8 9    1 2 3 4 5 6 7 8 9
0 1 2 3 4 5 6 7 8    9 1 2 3 4 5 6 7 8
9 0 1 2 3 4 5 6 7    8 9 1 2 3 4 5 6 7
8 9 0 1 2 3 4 5 6    7 8 9 1 2 3 4 5 6
7 8 9 0 1 2 3 4 5    6 7 8 9 1 2 3 4 5
6 7 8 9 0 1 2 3 4    5 6 7 8 9 1 2 3 4 
5 6 7 8 9 0 1 2 3    4 5 6 7 8 9 1 2 3
4 5 6 7 8 9 0 1 2    3 4 5 6 7 8 9 1 2
3 4 5 6 7 8 9 0 1    2 3 4 5 6 7 8 9 1
-----------------           ↑       
2 3 4 5 6 7 8 9 0    -----------------  
1 2 3 4 5 6 7 8 9    1 2 3 4 5 6 7 8 9


■6■そこで上左の数表の0を境にできる上の数の3角形と下の3角形を、0を取って接続させたものが上右の数表だ。ただし1行分不足するので、9×9のマトリクスの82〜90分の1行を援用してある(または0を縦の列の欠落数にして最下段に移動)。その結果、縦と横だけだが全ての数を足すと45になる。



■7■上の数表は単に1〜99を9個ずつ改行して横に並べた数表の1桁の数字の話である。次に取りあえず9×9の魔方陣でもある「古神道数霊表」を1桁の数に変換してみよう。まずはそのまま10の位の数を左に、1の位の数を右に切りだして並べてみた。しかしこれではもちろんまだ数独にはなっていない。

■8■もう1つの図表も見てみよう。「古神道数霊表」の各ブロックの中の反転数のペアをつないで示した図である。思いのほか反転数のペアが多いことに気づかされる。最初から1桁である1〜9の数には薄紫色を乗せてある。その1桁の数は2桁目に0を想定して、1の位が0の数を反転数として確保した。



■9■また黄色を乗せたマスはぞろ目の数であり、白いままのマスは反転数のペアがない数である。1〜9のブロック内にある反転数同士のペアの数は、それぞれ3,3,3,3,3,3,4,4,4個である。当然のことながら、反転数のペアは足せば全てぞろ目になる。反転同士を繋いだ形にも意味がある。












 

「数独」的発想…(2)魔方陣の半歩横



■1■「数独」のように9×9のマスを整合性のある数字で満たすものの1つに「9次魔方陣」がある。魔方陣とは正方形の方陣に数字を配置し、縦・横・斜め全て列の合計数が同じになるもののことだ。16世紀ドイツの科学者で神秘主義者のアグリッパ・フォン・ネッテスハイムは、惑星魔方陣を残している。

■2■アグリッパは3次から9次までの魔方陣を作り、それを7つの惑星に結びつけていた。当時は月と太陽も惑星扱いだったが、それぞれ3次魔方陣を土星に、4次魔方陣を木星に、5次魔方陣を火星に、6次魔方陣を太陽に、7次を金星に、8次を水星に、そして9次魔方陣を月に当てはめていたのである。

■3■1桁の魔方陣は3次〜9次の全部で7種だ。世界最古の広域な宗教であるミトラ教の神話の中にある7曜神・7大天使・7惑星も想起される。取りあえず7種の魔方陣は有史以来の7惑星の名を冠しているが、最も近い月が最大の9次魔方陣であり、逆に最も遠い土星が最小の3次魔方陣に対応している。



■4■3×3=9の3次魔方陣は中心数が5、縦・横・対角線の和である定和が15、総和は45である。一方9×9=81の9次魔方陣は、中心数が41、定和が369、総和は3321である。1〜9の数字で作られた3次魔方陣は、それをさらに81個(9×9)の数字で作られた9次魔方陣へと成長させることができる。

■5■古神道における数霊の基本形の中に、「古神道数霊表」という図表がある。これは1〜9までの数からなる数霊天盤図を、ホロニックに8方向に展開したもので、81数の三六九図とも呼ばれる。名前や語義はさて置くとして、明らかにこの前者は3×3の3次魔方陣であり、後者は9×9の魔方陣である。

■6■9次魔方陣の中心数の41は数秘術的に丸めると(4+1=)5で、3次魔方陣は中心数と等しくなる。また3×3のブロックがホロニックに3×3の構造になっているが、その中心のブロックの9マスは全て丸めると5となる。伊勢内宮拝殿の芯柱は41本、長さは5尺、横幅は3丈6尺9寸になっている。

       

■7■古神道の世界で369は天照大神を表し、この中心数である41は天之御中主神を表すと言われる。kiraku氏は大友克洋の『AKIRA』に出てくる「鉄雄」が41号であるということにも、何か重要な符合があるのではないかと考えている。鉄雄はマンガ作品の中では実際に月まで行ってその一部を破壊した。

■8■10年以上前に占星術師るしえる氏と北海道を旅行した時、「ヒラリオン」というところで多数の波動測定機MRAを見せてもらったことがある。詳細までは良く知らないが、あのMRAコードはこの9次魔方陣でもある古神道の「古神道数霊表」と同じ法則が重なっている可能性があるのではなかろうか。

■9■魔方陣も表出文字を限定させて残りのマスの数字を伏せて空白にすれば、数独のようにパズルとすることができる。9次魔方陣の場合も問題の作り方によって簡単なものから難解なものまでできるはずだ。さてその数独だが、縦・横・ブロックの和がみな45だから、ある種の魔方陣でもあるということだ。

■10■私は古神道の専門家では全然ないから、逆に古神道で用いる専門用語をほとんど使わずに、これが様々な特徴と象徴を内包した9次魔方陣であるばかりでなく、1〜81までの数を数独の1〜9までのそれぞれ9個ずつの数と同型対応するかを、不敬不遜ではないと考えつつ見ていけるのではないかと思う。












 

「数独」的発想…(1)縦横以外に奥行きがある



■1■説明は不要なのだが、良く知らない人のためにちょっとだけ紹介しておこう。「数独」とは3×3の正方格子(ブロック)がまた3×3の正方格子をなす、全部で(9×9=)81個のマス目からなるシートを、それぞれの行と列、そして各ブロックに、同じ数字が重複しないよう埋めるパズルである。

■2■このパズルを楽しむのに、数学的知識どころか算数も一切必要ない。9種類の記号が分かればいいのだ。そのくせそこにはいまだ未解決な深い数学的問題が複数存在しているのである。単なる9×9の81マスを埋めるパズルは、1895年にフランスの新聞に載っていたが、これはブロックがないものだった。

■3■レオンハルト・オイラーが考案したものに「ラテン方陣」というものがある。軽い定義だと「 n 行 n 列の表に n 個の異なる記号を、各記号が各行および各列に回だけ現れるように並べたもの」だ。9×9の81マスの各行と各列に、1〜9の数字をそれぞれ1回だけ入れたものが9次ラテン方陣である。



■4■ラテン方陣という名前は、本格的な研究に数字ではなくラテン文字がつかわれていたことに由来する。しかしこれだけではパズルとしての面白みはあまりない。現在の「数独」はこれに3×3のブロックを加えた形式のパズルを、ハワード・ガーンスが1979年にニューヨークで初めて出版したものらしい。

■5■さてその「数独」だが、日本ではニコリの登録商標なので他社はその名を使わずナンプレ(ナンバープレイス)などと呼んているが、海外では登録商標がないので「SUDOKU」で通っている。9種類の記号が分かればいいと書いたが、数秘術的な9種の記号でも、7色と白黒の9色で代用しても問題はない。

■6■さてこの数独にはタテとヨコの平面からなる盤上には「奥行き」があると表現した。数独の(9×9=)81マスのそれぞれ1つ1つにも、全て1〜9の数が入る可能性がある。しかし各列各行に全て1〜9の数字が入らねばならないだけでなく、9つのブロックのそれぞれにも1〜9が入らねばならない。



■7■1マスの中にも数の1〜9の可能性が奥行き方向にずーっと繋がっている。1つのブロックはそれを平面に展開した形として捉え見ることができる。ただし単なる3次元的な9×9×9の729なのかというとそうではない。もっと高次の数の群のセット中から適合する81パターンの部分を別個に見出す。

■8■数独の総数については未確定ではあるが、(同じ配置に変換できるものを1つと数えると)54億7273万0538種と推定されている。数独のマスの上同様に、日常生活で目の前にある様々な物や人を、それだけのものだけではなく、奥行き方向にもずーっと存在すると捉える思考や発想や感覚は可能だろうか?














 

日々是れ「数の恍惚・数える至福」



■1■天王星の公転周期84年が、現在の日本人の平均寿命に漸近してきていると表現した。ミトラ教以前から目に見える土星までの7曜日7天使の世界に収まっていたけれど、もはや2015年なのだから、もう天王星・海王星・冥王星の領域にどんどんはみ出していくべきではなかろうか。トランスサタニアン…。

■2■地球の84年は30680日である。天王星の公転周期は30688日だ。10進法の1桁から2桁になると、次元が1つ上がることに対応すると表現したが、10、11、12の2乗の和は地球の1年の日数365となり、また13と142の2乗の和も365日になる。ところで今日、10×11+12×13×14×14 =30686だとわかった。

30680日=地球の84年
30688日=天王星の公転周期
30686 =10×11+12×13×14×14


■3■また1から9までの数の総和45と、10から15までの2乗の総和955はぴったり1000である。ついでに言えば、水星の公転周期88日、金星の公転周期225日、火星の公転周期687日の和もまたぴったり1000日となっている。和語は<ひふみよいむなやこともちよろず>の13音で10000までの数を表現している。

1000 =1+2+3+4+5+6+7+8+9+10^2+11^2+12^2+13^2+14^2+15^2
1000日=水星公転周期+金星公転周期225日+火星公転周期

■4■単純に数を2乗したり3乗したり、足したり掛けたりした答が綺麗な数になったり、意味のある数になったりすると実に幸せを発見した気分になる。12^3+13^3+14^3+15^3=10044だが、これから13+14+15=42を引くと、10002となる。ところで月と地球の公転周期の漸近積は365×27.4=10001だった。

10002=(12^3+13^3+14^3+15^3)−(13+14+15)
10001=365×27.4


■5■また今日は、12、13、14の3乗の和から3を引くと6666という数になることにも気がついた。これは6が4つ並ぶぞろ目だが、3つ並ぶ3桁の6はヤバいという西洋的な感覚もまた2013年をとうに過ぎた今は不要であると言えよう。それでもちょい不安なら、この6を5回累乗して1を足せば7777になる。

6666=(12^3+13^3+14^3)−3
7777=6^5+1


■6■ところで16、17、18、19の4乗の和は384354である。この数で連想するのは月と地球の間の平均距離の384400kmである。また384400=961×400でもあるが、961は円周率πの6乗(より正確には961.389…)であり400は20進法の1桁上なので、この月と地球の間の平均距離はπ^6×20^2とも表現できる。

384354=16^4+17^4+18^4+19^4
384400km…月−地球間の平均距離


■7■数と形の研究等と言っているが、実のところ私は数や形のことを考えている時は本当に幸せを感じる。こういう時に使う「幸せ」を、幸運である事とか、恵まれている様子とかごちゃごちゃ意味づけする必要はない。本当は幸せなどと口にする必要もないのだけれど、それでも敢えて口にしてみる。幸せ。













 

デジャ・ヴュ(既視感)もジャメ・ヴュ(未視感)も


■1■二而不二とはまた違う、2元論的発想をはみ出した1と2について。「初めて」と「2度目」の違いは自明である。しかし例えば初めての遭遇と2度めの遭遇の場合、後者は初めての「初めてでない」遭遇だということ、つまり未知ではなく初めての既知であるということだとはあまり意識されていない。
 
■2■これは「初めての2度目」問題として何度か語っているが、私たちの意識は未知と既知を常に明確に2分別しているわけではなく、それらの間の不明瞭な部分を過去の記憶や推量で、意識側からすれば自動的に判断しているのである。既知を未知なるものと認識し、逆に万物を初見と解釈することもある。
 
■3■デジャ・ヴュ(既視感)という言葉がある。実際は一度も体験したことがないのに、すでにどこかで体験したことのように感じるあれのことだ。最初は統合失調症その他の精神疾患や記憶の混乱、または超心理学的な予知夢の枠で語られていたが、現今ではむしろ健常人が持っている一般的な感覚である。
 
■4■この言葉に対してはジャメ・ヴュ(未視感)という言葉がある。日常見慣れていたものたちが、初めて見た未知なるものに感じられるという感覚である。これもまた一過性の記憶障害や精神障害の際に現れる症状という括りで語られるが、常人の覚醒意識でも世界が刷新されたように見えるケースがある。
 
■5■これらは1度目なのか2度目なのか、それとも幾度もあったことなのだろうか?それとも未だ生起していないことなのだろうか。数私たちの外部のみでなく、中にも存在する。私たち1人1人の内と外の数の相互作用において数得るという行為は立ち上がる。自分自身の明確な意識で数を数えていきたい。
 
■6■私とあなたの1と2が異なることもある。それらの差異と相似を良く認識し合いながら数を数え始めなければ、全ての数認識が泥水の中でなされてしまう。初見と再見、デジャ・ヴュとジャメ・ヴュ、あなたと私、1と2を対語としてでなく、また泥水の外でうまく重ね捉えながら、数を数えて行きたい。












 

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